「フェデックスセントジュード選手権」リーダーボード
2024年 フェデックスセントジュード選手権
期間:08/15〜08/18 場所:TPCサウスウィンド(テネシー州)
独走の松山英樹「同じ感じで良いプレーを」 5打リードで最終日へ
◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権3日目(17日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7243yd(パー70)
首位タイから出た松山英樹が1イーグル5バーディ、1ボギーで連日の「64」と伸ばし、後続に5打差をつける通算17アンダー単独首位で最終日へ。年間ポイントランキング8位で乗り込んだプレーオフシリーズ初戦で独走態勢を築き、2月「ジェネシス招待」以来の今季2勝目、節目となる米ツアー通算10勝目のチャンスを引き寄せた。
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松山はピン奥4.5mに2オンした前半3番(パー5)でイーグルを奪うなど、2打リードの単独首位に立ってハーフターン。11番(パー3)で4m、13番で2mのチャンスを決めて後続を引き離した。3日目を終えての「193」ストロークは、パー70設定における今大会の54ホール最少ストロークを3打更新。プレーオフシリーズでの日本勢初タイトルに向け、力強く前進を続けている。
次々とピンに絡んだショットに加え、グリーン上のプレーも引き続き好調をキープ。パットについては「良かったり、そうじゃなかったりるするところもあったけど、17番とかもいいパットが入っている」と評価した。ラフを渡り歩いた後半17番のパーは4mをねじ込んでセーブしたもの。終盤のピンチもしのいで築いた5打のリードにも、「そう簡単なコースじゃないし、この3日間と同じ感じで良いプレーができるように準備したい」と気を引き締めた。
通算12アンダーの2位に初のプレーオフを戦う20歳のニック・ダンラップ。通算11アンダーの3位に昨季年間王者のビクトル・ホブラン(ノルウェー)。通算10アンダーの4位に、2週前の「パリ五輪」金メダリストで年間ポイントランク1位のスコッティ・シェフラーとサム・バーンズが並んだ。
ポイントランク2位で今季メジャー2勝のザンダー・シャウフェレは、通算8アンダーの8位で最終日に入る。
プレーオフシリーズは全3試合で行われ、初戦はレギュラーシーズン終了時点の年間ポイントランク上位70人が出場。今大会を終えた上位50人が次週の第2戦「BMW選手権」(コロラド州キャッスルパインズGC)に進出する。