山下美夢有は高額賞金大会で2週連続Vなるか ボストンでアジアシリーズ出場権争いが決着
◇米国女子◇FM選手権 事前情報◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6533yd(パー72)
山下美夢有が記録的圧勝で今季2勝目を飾ったカナダの女子ナショナルオープンから、舞台は米国北東部マサチューセッツ州ボストンに移る。前年7位に入っている山下は2週連続優勝の期待を背負い、過去にPGAツアー(米男子ツアー)のプレーオフシリーズ「デルテクノロジーズ選手権」「ドイツバンク選手権」を開催したTPCボストンに乗り込む。
総額440万ドル(約7億円)が懸かる高額賞金大会にふさわしく、フィールドは分厚い。6月「全米女子オープン」でのシーズン4勝目以来のタイトルを狙うネリー・コルダがカナダから連戦を組み、2週前の「ポートランドクラシック」で今季3勝目を挙げたジーノ・ティティクル(タイ)とメジャー2勝で2年前の大会覇者でもあるユ・ヘラン(韓国)も復帰。世界ランキング上位15人のうち、韓国女子ツアーを主戦場とする15位キム・ミンソルを除く14人がエントリーした。
今大会の終了時点の年間ポイントランキング(レース・トゥ・CMEグローブ)が10月から中国、韓国、マレーシア、日本を巡るアジアシリーズ4試合の出場優先順位として適用される。前週米ツアー自己最高2位に入った吉田優利はランク93位から46位までジャンプアップを果たし、出場権争いから解放された。渋野日向子(90位)、西村優菜(102位)、笹生優花(108位)、馬場咲希(117位)は最後にポイントを上積みしたい。
今週を終えると、多くの選手にとって次戦は9月25日開幕の「ウォルマート NWアーカンソー選手権」(アーカンソー州ピナクルCC)となる。ツアーも残り9試合と終盤戦に向かうタイミング。「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)」レースはコルダが抜け出し、平均ストロークNo.1の証である「ベアトロフィ」争いは1位のコルダ(69.14)を3位の山下(69.91)らが追う。「ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)」は原英莉花が日本勢による3年連続受賞に向けてトップを走る。
前年大会でツアー初優勝を飾ったミランダ・ワン(中国)は予選カットのない開幕戦を除く今季7試合で全て予選落ちしている。トーナメント参戦は7月「アムンディ エビアン選手権」が最後となっており、今週も出場しない。
<主な出場予定選手>
ジーノ・ティティクル、山下美夢有、ミンジー・リー、竹田麗央、ネリー・コルダ、キム・ヒョージュ、畑岡奈紗、西郷真央、岩井明愛、チャーリー・ハル、岩井千怜、勝みなみ、ユ・ヘラン、古江彩佳、リディア・コー、ブルック・ヘンダーソン、コ・ジンヨン、ロティ・ウォード、レキシー・トンプソン、馬場咲希、吉田優利、笹生優花、原英莉花、キアラ・ロメロ、渋野日向子、西村優菜