ショット好調の古江彩佳「良いラウンド」で首位発進 竹田麗央1差4位
◇米国女子◇ブルーベイLPGA 初日(6日)◇鑑湖ブルーベイGC(中国)◇6712yd(パー72)
前期のアジアシリーズ3連戦目が中国で開幕。前週2位でシンガポールから乗り込んだ古江彩佳が5バーディ、1ボギーの「68」で回り、キム・アリム(韓国)、オーストン・キムと4アンダー首位で並んだ。前週の好調をキープし、強風に変わる前の午前スタートから絶好の位置で滑り出した。
フェアウェイを外したのは1ホールのみ。出だしの10番こそグリーンを外して唯一のボギーとしたが、刻々と風が強まる状況でもパーオン率は88.9%(16/18)を記録し、「そこそこ良かった」というショットから多くのチャンスを演出した。
12番で3mを決めると、13番では1mに絡めて連続バーディ。折り返し後の2番からも2連続で伸ばし、8番(パー5)も3打目のアプローチをきっちりと寄せて5つ目を奪う。「短いパットを外したのがもったいなかった」と反省点を残しながらも、「いっぱいバーディチャンスを作れて、良いラウンドができた」と評価した。
古江と同じ午前組でプレーした竹田麗央は5バーディ、2ボギーの「69」で回り、首位に1打差の3アンダー4位と好発進。強風が吹いた午後組の西郷真央が「70」で2アンダー12位につけた。出だし10番のダブルボギー発進から、6バーディ(2ボギー)と盛り返した。
畑岡奈紗は「71」で1アンダー24位、西村優菜と勝みなみは「73」で1オーバー43位、吉田優利は「74」で2オーバー62位。ともにルーキーの山下美夢有、今季初戦の馬場咲希は「75」で3オーバー75位だった。
馬場は午前組から4バーディ、5ボギー1ダブルボギー。後半12番では右に曲げた1打目がロストボールとなりダボをたたいたほか、前半4番(パー3)では1打目のスイング中に5番アイアンが折れるハプニングにも見舞われた。
