モリヤ・ジュタヌガンが3勝目をあげた（ (Alika Jenner/Getty Images）

◇米国女子◇ポートランドクラシック 最終日(4日)◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd（パー72）

3打差6位から出たモリヤ・ジュタヌガンが7バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算22アンダーで逆転優勝した。妹アリヤ・ジュタヌガンと組んだ2021年のペア戦「ダウグレートレークスベイ招待」以来、3年ぶり3勝目となった。

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20アンダー2位はエンジェル・イン、アン・ナリン(韓国)、ナタリア・グゼア(ロシア)。19アンダー5位にポリー・マック(ドイツ)、ソフィア・ガルシア(パラグアイ)、イ・ソミ(韓国)が続いた。

次週「パリ五輪」に出場するアディティ・アショク（インド）は通算14アンダー22位で大会を終えた。

日本勢で唯一決勝に残った勝みなみは4バーディ、2ボギーの「70」でプレーし、通算13アンダー27位。中継局WOWOWのインタビューで「まずは母が4日間キャディをしてくれて心強かった。落ち込んだ時も優しく肩に手を置いてくれて気持ち的にすごく助かった。ショットは先週よりも良くなっている」と振り返った。

次戦は2週後「スコットランド女子オープン」(スコットランド・ダンドナルドリンクス)で、「日本には帰らずに米国に残って練習する。母と話し合いながら予定を立てたい。スコティッシュはまたこことは違って、風とかも難しいと思う。バッグを担いでくれるミック(・シーボーン氏)はイングランドの方なので風とかスコットランド、イングランドの芝に慣れているので助けをもらいながら頑張りたい」と明るい表情で意気込んだ。