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遅咲きトーナメントプロが初優勝 プレーオフであの松山同期生を下す

ツアー外競技の「PRGR RS CUP」第4回予選大会が7日、千葉県佐倉市の麻倉ゴルフ倶楽部で開催された。ゴルフをスポーツ、競技として取り組む熱いアマチュアゴルファーの応援を狙いに、プロギアが主催となって今年6月から予選大会4戦と決勝大会の計5戦でスタートした大会だ。この大会には、アマチュアのほか、プロゴルファー、研修生も出場している。

この日の第4回予選・プロの部は、7アンダーで角田博満と岡部大将が並び、7ホールにおよぶプレーオフの末、角田に軍配が上がった。36歳でのプロ初優勝。…なかなかのイケメンだが、名前を聞いてもわからない。レギュラーツアーには2014年の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」に1度出場した経験があるのみ。聞けば、30歳を超えてこの道に入った異色プロだった。

大学卒業までは陸上競技に取り組んでいた。「23歳から父の影響で始めた」というゴルフは、その後、持ち前のアスリート能力でめきめき上達。30歳のときに“ティーチングプロの資格”を取得し、福島石川カントリークラブに所属してレッスンで生計を立ててきた。

昨年の「ダンロップ-」出場後には、「レッスンプロという肩書きが嫌というか、ちゃんとプロになりたかった」と、日本プロゴルフ協会(PGA)のプロテストを受験。見事合格し、それからは本格的にレギュラーツアーの檜舞台を目指し、チャンスにトライする日々だ。

遅咲きの“トーナメントプロ”。優勝後の取材に答える角田の左手には、キラリと光る指輪があった。「やっと子供たちにいい報告ができる」。3人の子持ち。家族の反応を頭に思い描いたのか、本当にうれしそうに安堵の言葉をこぼした。

ちなみに、角田とのプレーオフに敗れた岡部は、東北福祉大出身で松山英樹と同期。松山がローアマを獲得した2011年「マスターズ」では、松山のキャディとしてオーガスタの地を踏んだ異色の経歴を持つ。昨年、角田と同じプロテストに合格し、プレーヤーとして将来を拓こうとしている。

どんな経歴でも、まずは目の前の試合から一歩ずつ。華やかなトッププロの世界へは、着実に階段をあがっていくしかない。(千葉県佐倉市/鈴木慶祐)

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