「これを使うべきだと…」 モリカワはマレット型からブレード型へ
ローリーが再び最適解を見つけ出す
シェーン・ローリー(アイルランド)は2024年初頭以降、11度のトップ10入りをマークしつつ、「ライダーカップ」のチームメートであるロリー・マキロイ(北アイルランド)とタッグを組んで優勝を飾るなど、キャリア最高の好調ぶりを発揮してきた。それでも今年は、ティショットでの最適解を模索してきた。
今季序盤、ローリーはドライバーのテスティングで、暗中模索していたことを認めた。
ローリーは3月「アーノルド・パーマー招待」にて、「僕はここ(ベイヒル)で火曜に、ドライバー15本を練習レンジに持ち込んでいた。それで、どれにすることになるか、見当もつかなかったんだ」と冗談めかして言った。
「トゥルーイスト選手権」にて再び手応えを得た。スリクソンゴルフでツアーオペレーションを統括するマイケル・ジョリー氏によると、彼のチームがローリーの使っていたドライバーに亀裂を発見したとのこと。従ってバックアップのドライバーに戻すことになった。は引き続き、スピン量を減らすため三菱ケミカル ディアマナD+ホワイト70TXの装着されたロフト角9度のスリクソンZXiを使用した。願わくば、今後、このアイルランド人選手には、このドライバーでより良い成績を収めてもらいたいものである。
と言うのも、この新しいクラブで、ロイヤルポートラッシュで開催された2019年のメジャー「全英オープン」以来となるツアーでの個人戦優勝にあと一歩のところまで迫るという、ほぼ最高の形でスタートを切ったのである。ちなみに今夏の「全英オープン」もロイヤルポートラッシュにて開催される。
ファウラーがフィッティングの重要性を際立たせる
リッキー・ファウラーはフィラデルフィアCCにて、今季ツアーにおける自己ベスト15位タイに入った。「トゥルーイスト」で初優勝を遂げたツアー6勝のファウラーによるプレーの向上は、改善されたゴルフスイングに合わせて、アイアンに対する微調整を施したことに起因しているかもしれない。
第1ラウンド終了後、ファウラーは「僕らは昨日(水曜)、微調整を行い、アイアンを1度ずつ上げたんだ。良いスイングができ、余分な動きをすることなく振れているように感じていたのだけど、ボールが狙いより少し右に出ていたんだ。だから、今日はアイアン(のミスの幅)がタイトになって良かったよ」と述べた。
加えて、これまでよりスイング中の姿勢がアップライトになっていると感じており、微調整の結果、クラブのフェースは「より良く保たれ、よりスクエアにターフを抜けている」と述べている。これは定期的にクラブのロフトとライ角を確認するのは、誰にとっても重要だという教訓である。
オデッセイの多忙な1週間
フィラデルフィアCCの練習グリーン上にいた者はオデッセイがツアーの現場で初めてジラフビームパターを披露するところを目撃した。その長いネックと銅色のカラーリングからジラフビームと名付けられたこのパターは、アジアの市場でのみ販売されてきたが、「トゥルーイスト」にて初めて米国で目撃された。
より長いプランバーネックがフェースバランスの具合を変えており、シャフトの中心点は、パターフェース中央へ近づけられている。ジラフビームには、センターシャフトにすることなく、オデッセイのスクエア2スクエアパターの持つゼロトルク特性を再現する狙いがある。
また、オデッセイはこの多忙な1週間の中で、一般向けにAiワン スクエア2スクエアマックスモデルもリリースしている。ツアーではいち早くフロリダスイング中に採用されたマックスとマックスストライプは、L.A.B.ゴルフのDF3パターに似たヘッド設計となっている。
オデッセイゴルフのシニアディレクター、ルーク・ウィリアムズ氏は、「このモデルは、我々のスクエア2スクエアパターで最も安定感のあるモデルです。このMOI(慣性モーメント)は6300を超えており、極めて高いMOIになっているのですが、この高慣性モーメントにトウアップバランスとゼロトルク特性を組み合わせたことにより、これらパターで驚異的な安定性を実現しました」と述べている。
ツアーにおいてスクエア2スクエアシリーズの勢いは加速し続けており、コーンフェリーツアーでの直近2大会では、13本が実戦投入されている。
(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)