2022年 ザ・プレーヤーズ選手権
期間:03/10〜03/13 場所:TPCソーグラス(フロリダ州)
スコッティ・シェフラーがテーラーメイドと複数年契約を締結
3週間で「WMフェニックスオープン」と「アーノルド・パーマー招待」を制したPGAツアー2勝のスコッティ・シェフラーが、テーラーメイドゴルフと公式に複数年契約を結んだ。
契約年数は明らかにされていないが、テーラーメイドはシェフラーが今年2勝を挙げた際に使用していたステルスプラスドライバーとP7TWアイアンを今後も使い続けるとしている。彼は今後、ステルスフェアウェイウッドもバッグに追加することになる。25歳はさらにキャディバッグも使用することになる。
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この発表に至るまで、シェフラーが用具契約フリーの選手だったことは押さえておくべきポイントだろう。これまで彼は好きな14本のクラブを選択できていた。
しかしながら、PGAツアーに参戦以降、彼はテーラーメイドのアイアンを使用してきた。ルーキーシーズンをテーラーメイドP730アイアンで戦い、21年「ザ・アメリカンエキスプレス」でP7TWアイアンに変更した。
シェフラーは「テーラーメイドの用具は長年、僕のキャリアを通じて不可欠なもの。エリートゴルファーで形成される彼らの契約選手リスト入りすることができて興奮しています」とプレスリリースで述べた。「これまでテーラーメイドのスタッフと複数年にわたって時間をともにしてきたし、正しい用具を僕のバッグに届けようとしてくれる彼らのコミットメントは、チーム・テーラーメイドに加わる上での原動力となりました。自分のゲームを最高のレベルに上げるべく、継続して励むことは、常に自分の取り組みの中心的な考え。成功への情熱に、テーラーメイドが確立してきた文化を合わせることに心を躍らせています」
長年使い続けたテーラーメイドのアイアンに加え、シェフラーはこのオフシーズンにロフト角8度のテーラーメイド ステルスプラスドライバーをバッグに加えた。テーラーメイドで行った試打セッションによると、シェフラーはそれまで実戦で使用していたモデルと比べ時速3.4マイルのボール初速アップを実現(174.0から177.4マイル)、結果としてトータルのキャリーを11.1yd伸ばした(294.7から305.9ydへ)。
シェフラーは2022年「ザ・アメリカンエキスプレス」でテーラーメイド ステルスプラスドライバーを実戦投入し、PGAツアー2勝を挙げた両方の試合で同モデルを使用した。
「我々は、スコッティが自身の用具の未来に関してチーム・テーラーメイドとコミットする選択をしてくれた事を光栄に思います」と、テーラーメイドのデビッド・アベレスCEO兼会長はプレスリリースで述べた。「直近3大会での2勝で証明した通り、スコッティのゲームと王者としての考え方は、世界5位へ浮上する原動力となりました。我々の会社としてのゴールは、これまでも今後も、常にこのゲームで最高の選手たちを魅了することであり、我々のチームに加わってくれたスコッティの決断は、今後も全製品カテゴリーでの革新の限界を押し上げ続ける上でのモチベーションの源となりました」。
シェフラーは今週の「ザ・プレーヤーズ選手権」で、テーラーメイド契約選手としての初戦を迎える。
(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)