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テーラーメイドと契約 モリカワとウルフの使用ギア比較

コリン・モリカワマシュー・ウルフの2人は、現在PGAツアーで最もエキサイティングな若手選手である。モリカワはすでに4勝しており、これにはメジャーと世界ゴルフ選手権での優勝が含まれる。22歳のウルフは、同シーズンにNCAAとPGAツアーのタイトルを獲得した3人目の選手となった。さらに、彼は昨年のメジャー2大会でトップ4入りを果たしている。

この2人のスターは、さらなるタイトル獲得を目指し、「チューリッヒクラシック・オブ・ニューオリンズ」でタッグを組んだ。モリカワは精度の高いアイアンショットで知られ、一方のウルフは独特でパワフルなスイング、そしてティショットの優れた腕前がトレードマークとなっている。では、このテーラーメイド契約選手2人のバッグの中身を精査し、それぞれのセットアップを比較してみよう。

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■ ドライバー

モリカワ:テーラーメイド SIM(8度を8.5度に調整)、シャフト:三菱ケミカル ディアマナD+リミテッド70TX
ウルフ:テーラーメイド M1 460(10.5度を9度に調整)、シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD HD 7X

この2本のドライバーには、注目すべきポイントがある。最も顕著なのはマシューが2017年発売のテーラーメイド M1 460を使用している点だろう。これは、彼が2017年USGA全米ジュニアアマチュアで2位に入った際に使用したドライバーと同じ物であり、聞くところによると、お気に入りのパターやウェッジを持っている多くのゴルファーと同じように、最近ティショットの不調に悩まされていた彼は、心地良く振れるクラブを試してみようと思ったという。これはお気に入りの古いバンドTシャツを着るのと同じようなもので、とにかくしっくりくるのであろう。

ドライバーのセットアップはどうか。次に目立って対照的なのは、コリンとマシューによる最適のロフト角を得るため可変スリーブの使い方である。モリカワはよりロフトの低いドライバーのフェースを閉じることで、ロフトを増やす使い方を好んでいる。一方、ウルフはよりロフトのあるドライバーのフェースを開くことで、ロフトを減らしている。このため、2人のドライバーの元々のロフトは2.5度の差があるにもかかわらず、調整後は、その差がわずか0.5度となっている。

選手たちがドライバーのフェースをオープンめ、あるいはクローズめにするのには、多くの理由があるが、自信を持って振れるようにするため、アドレスでの見た目をしっくりくるようにするのが、一般的な合意となっている。

■ フェアウェイウッド

モリカワ:テーラーメイドSIMタイタニウム(15度を13.5度に調整)、シャフト:三菱ケミカル ディアマナD+リミテッド 80 TX/テーラーメイドSIM2(19度)、シャフト:三菱ケミカル ディアマナD+リミテッド 80 TX
ウルフ:テーラーメイド SIM2タイタニウム(3番15度)、シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD XC 8X

ドライバー同様、モリカワは可変ホーゼルを使い、3番ウッドのアドレスでの見た目を好みに合わせている。彼はフェースを開いてロフトを減らしている。これに対し、ウルフは通常設定のまま使用している。

モリカワはアイアンとの飛距離の段階を適切にするべく、5番ウッドもバッグに入れているが、ウルフのフェアウェイウッドは3番ウッド1本となっている。両者ともにヘッドスピードは速く、モリカワのドライバーの平均ヘッドスピードは時速114マイル(51m/s)であり、ウルフは時速122マイル(55m/s)となっている。

5番ウッドは3番アイアンよりも断然簡単にスピン量と高さを生み出すことができるため、ボールの弾道が高くなり、より速く止まるのだが、これはロングホールでグリーンを狙う際に極めて重要な要素となる。

■ アイアン

モリカワ:テーラーメイドP770(4番) P7MC(5、6番) P730(7番~PW)、シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイッシュー X100
ウルフ:テーラーメイドP7MC(3番~PW)、シャフト:プロジェクトX 6.5

モリカワは数種類のテーラーメイド製アイアンを組み合わせて使っており、4番アイアンには高初速の中空アイアンを、5番と6番には小型キャビティバックを、ショートアイアンにはブレードタイプを用いている。

これにより、ロングアイアンで余分に寛容性が担保されるほか、各番手の飛距離の段階を適正に保ちつつ、各クラブで好みの弾道を得ることができる。これに対し、ウルフは全アイアンを同一モデルで揃えている。これにも多くの理由が考えられるが、各番手の見た目の一貫性もその一つとなっている。

■ ウェッジ

モリカワ:テーラーメイドMG2(50度、60度) タイトリスト ボーケイデザイン SM8 56-14F(55度に調整)、シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイッシュー S400
ウルフ:テーラーメイドMG2(50-09SB、56-12SB、60-09LB)、シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイッシュー X100

両者とも、ウェッジのセットアップは50度、56度、そして60度となっている。ただし、モリカワは56度に微調整を加え、少しストロングロフトにして特定のヤーデージにフィットするようにしている。ウェッジの3本セットアップ(ピッチングウェッジを除く3本のウェッジ)は、ツアーで最も一般的な構成となっているが、これは100yd以内のショットが多くなるなか、どのような状況でも貴重な一打のためにクラブを揃えるためである。

■ パター

モリカワ:テーラーメイド スパイダー FCG
ウルフ:テーラーメイド TP バーウィック

テーラーメイドのスパイダーFCGとTPバーウィックは、ともに高慣性モーメントで、ボールの転がりを向上させるための溝入りインサートが装着されたマレット型のパターである。FCGはForward Center of Gravity(前方重心)の略であり、モリカワのスパイダーパターは、ブレード型のようにストロークしつつ、マレットパターの持つ前方から後方への大きなアライメントツールが備わった設計になっている。

■ ボール

モリカワ:テーラーメイド TP5
ウルフ:テーラーメイド TP5 21年 Pix

ともに同じモデルのボールを使っている。唯一の違いは、ウルフが“Pix”バージョンのテーラーメイドTP5ボールを使っている点で、このボールには、アライメント補助のためのグラフィックスが施されている。TP5は、同じテーラーメイドのツアーボールであるTP5xに比べ、若干柔らかく、スピン量の多いモデルとなっている。

チーム戦で同じモデルのボールを使用することは、各ゴルファーが飛距離の調整やグリーン周りのパフォーマンスの調整をしなくて良いことを意味する。

■ グリップ

モリカワ:ゴルフプライド Zグリップ コード
ウルフ:ゴルフプライド Zグリップ コード(+三重巻きダブルサイドテープ)

モリカワとウルフは同モデルのグリップを使用している。ただし、ウルフはグリップに厚みを出すため、テープを三重余分に巻いている。彼らの使用するクラブは類似しているが、ちょっとしたディテールの違いを施すことで、それぞれ最高のパフォーマンスを発揮できるようにセットアップを組んでいる。

(協力/GolfWRX、PGATOUR.com)

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情報提供:PGA TOUR

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