ロリー・マキロイら「マスターズ」で注目すべき3人
2014年 BMW選手権
期間:09/04〜09/07 場所:チェリーヒルズCC(コロラド州)
経験値がものを言う コースの勝手知ったるスピースが首位タイ
By Sean Martin, PGATOUR.COM
ジョーダン・スピースが前回チェリーヒルズCCを訪れた際の滞在時間は、望んだほど長くはならなかった。2012年の「全米アマチュアゴルフ選手権」で、「NCAA選手権」を制したトーマス・ピーターズにマッチプレーの1回戦で敗退したのだ。
今回は好スタートを切った。3アンダー67で回り、ロリー・マキロイとゲーリー・ウッドランドとともに暫定トップタイに立った。
<< 下に続く >>
スピースは、アマチュア時代に戻ったように感じると語った。2012年にホームステイした家に、今回も滞在している。
「このコースが大好き。戻って来られてうれしいよ。ここに戻ってコースを見渡すと、他の選手たちよりも僕の方が経験を持っている数少ないトーナメントだと分かるんだ」
スピースは、2012年にこのコースで4度ラウンドした。練習ラウンドを2回、ストロークプレーで1回、マッチプレーで1回だ。キャディのマイケル・グレラーも、このゴルフ場を経験済み。現在ウェブドットコムツアーでプレーするジャスティン・トーマスが、2012年に準決勝に進んだときのキャディを務めたのだ。ちなみにトーマスは、ウェブドットコムツアーの賞金ランクで5位となり、来季はルーキーとしてレギュラーツアーに参戦する予定となっている。
フェデックスカップのポイントランク9位のスピースは、昨年の「ジョンディアクラシック」以来となるツアー勝利を目指しており、今週はコーチのキャメロン・マコーミックとトレーナーが大会に備えるためチェリーヒルズを訪れた。
「ボールをより上げるために取り組んだことがほとんど」とスピース。
「スイングは問題ないから、気にする必要はなかった。インパクトに注目して、ボールを上げるためにしっかりとしたインパクトをすることを確認したんだ。標高とグリーンの硬さを考えると、ボールを高く上げる必要があるからね」
スピースは、初日に出場選手中トップタイとなる6つのバーディを奪取。ストロークゲインド・パッティング(パットのスコア貢献率)では暫定3位につけている。