2014年 ザ・バークレイズ
期間:08/21〜08/24 場所:リッジウッドCC(ニュージャージー州)
パットが冴え渡るエルスが復活の狼煙を上げる
2014/08/23 10:10
44歳の彼は、左側の腰にじゃっかんの痛みを感じるようになったらしい。
痛みに苦しみながらも、アーニー・エルスは自分のプレーを実践し、「ザ・バークレイズ」の折り返し地点で上位に食い込んだ。
<< 下に続く >>
南アフリカ出身のエルスは金曜日に「68」をマークし、通算6アンダー。首位と2打差で後半戦を迎える。好調を維持し、リッジウッドでの2日間を含み、ここ8ラウンド中7ラウンドで「60」台を記録。
エルスはオーバーワークを腰痛の理由としてあげ、以前も同じような痛みを経験しているため、トレーナーも対処法を理解していると付け加えた。日々レベルアップを実感しているというエルスは、今週PGAツアー通算20勝達成を目標に掲げている。
世界ゴルフ殿堂入りを果たしたレジェンドは、リッジウッドでショートパターを使用し、金曜日はグリーンで僅か25打に収めた。エルス曰く、グリーンでの自信を取り戻すための峠は越えられたのだとか。そして、現在使用しているAdamaのアイアンセットの感触も気に入っていると話す。
「グリーンでは、以前の自分を感じられている。だから凄く興奮しているよ」と語ったエルスは、再び勝利を手に出来るかを考えるよりも、自身のレベルアップに集中している。好調の要因は、ショートパターへの回帰と、自分が快適に感じるゾーンでプレー出来ているということなのだろう。
「大きな空白を埋められたように感じる。特に、自分に欠けていたショートゲームの面でね。パットが決まるようになるのは気持ちが良いこと。こうして話している今も笑顔になってしまっているかもしれない。ゴルファーにとって、パットが不調の時は笑えないもの。これは本当のことだよ」。
プレーへの自信はコメントからもうかがえる。
「全てにおいて今までとは異なる。今後数年以内にメジャーで勝てる気がしているほどにね。だから、今後もコツコツとやっていくさ」。