ニュース

米国男子の最新ゴルフニュースをお届け

旧フォールシリーズがフェデックスカップレースに及ぼす影響

PGAツアーの2013年開催分が終了した今、これまでに消化した6トーナメントが2013-14年のフェデックスカップレースにどう影響を及ぼすか検証してみよう。

今季より、莫大な量のフェデックスカップポイントが追加される運びとなり、従来の考え方に新機軸がもたらされることとなった。このため、現在のポイントシステムが確立した2009年から採用されているしきい値(目安となるポイント数)は増加を余儀なくされるだろう。これまで、フェデックスカッププレーオフ進出の目安となるトップ125位入りの予想には常に複雑さがつきまとったが、今季からその複雑さが更に増すこととなる。

<< 下に続く >>

ためしに優勝者に与えられるポイントについて考えてみよう。2013年は5つのメジャー/プレーヤーズ選手権(各勝者に600ポイント)、3つのWGC選手権(各勝者に550ポイント)、25のツアー大会(各勝者に500ポイント)、そしてその他の3つの大会(各勝者に300ポイント)で構成され、合計18,050ポイントとなっていた。

2013-14シーズンはWGC選手権が1つ、そしてツアー大会が5つ増え、その他の大会が1つ減り、合計20,800ポイントとなる。これにより優勝者に与えられるポイントがおおよそ15%増えることになる。

ここでこの15%の増加分を昨シーズンの各しきい値に足してみよう。するとこのようになる。(図1参照)

2013年に開催されたウィンダム選手権終了時、422ポイントを稼いでフェデックスカップランキングで117位に入ったエリック・コンプトンは、プレーオフ出場資格と翌シーズンのシード権を確保した。これはコンプトンにとって初のプレーオフ進出となり、彼が2度に渡る心臓移植手術を克服したこともあいまって、彼はこのシーズンより設けられたPGAツアー敢闘賞を得るべくして受賞した。

しかし、今季からの15%増加分を基にした予測に照らし合わせると、422ポイントでは今季はプレーオフには進出できないことになる。

次に、今季開幕から6試合で好スタートを切った選手たちについて見てみよう。

フライズドットコムオープンで自身初のツアー優勝を果たしたジミー・ウォーカーは、2014年をフェデックスポイント首位となる684ポイントで迎える。彼はこれまでの10年のキャリアの中でツアー選手権への出場資格を獲得したことは一度もなく、彼自身、他の選手同様にイーストレイクへの資格を得るために必要なポイントを稼ぎ出すのがいかに難しいかを知っている。数ヶ月前、BMW選手権において72ホール目を迎えた彼は、あと僅か一つのバーディが必要な状況であった。しかし彼はそのホールをパーとして、イーストレイクへと進むことはできなかった。それでも彼はフェデックスカップを自身最高位となる36位で終えた。

一方、今季はと言うと、コルドバレーで勝った後、彼はシュライナーズホスピタルズフォーチルドレンオープンを12位タイで終え、更にCIMBクラッシックで6位となった。これにより、前述の予想に基づくと、ウォーカーはプレーオフ進出とトップ100位選手に与えられるドイツバンク選手権への出場権を確保したことになる。それでも、彼がイーストレイクへ辿り着くまでに為すべきことは山積しているわけではあるが。

フェデックスカップでトップ10入りしている他の3選手もツアー選手権に進んだ経験を持っていない。クリス・カーク(5位)、ジェーソン・ボーン(7位)、そしてブライアン・スチュアード(8位)がその3人に該当する。ウォーカー同様、彼らにもツアー選手権進出の保証はないが、彼らのここ6試合の好成績のおかげでそのチャンスは増大した。

2008年にフェデックスカップを制したビジェイ・シンも同様だ。ゴルフ殿堂にその名を刻むシンは、昨季、トップ25入りは1度のみに留まり、その輝かしいキャリアで初めてプレーオフ進出を逃した。今年50歳となる彼はフライズドットコムオープンで2位に入るなど、既に今季は2度のトップ25位入りを果たしている。現在346ポイントで10位にランクインしているシンは、あと2回のトップ25入りでプレーオフ進出が見えてくる。

これまでのフェデックスカップ王者の中でシンは最高の状態で秋の大会を終えた。その他では、125位以内にランクインしている元王者は現在59位のビル・ハースのみである。一方、2度王者に輝いた経験を持つタイガー・ウッズ、2010年王者のジム・フューリック、そしてディフェンディングチャンピオンのヘンリック・ステンソンは新年を0ポイントで迎えることになる。

一年前であれば、それも大したことではなかった。ウッズは彼にとって2013年の初戦となったファーマーズ・インシュランスオープンに出場した際、当時ポイントリーダーだったブライアン・ゲイに538ポイント差をつけられていた。しかし、トーレパインズで優勝したウッズは500ポイントを獲得し、一気にランキングを4位まで上げたのだった。

しかし、今季ウッズが初戦を迎えるとき、彼は少なくとも684ポイント差からのスタートとなり、ウッズがシーズンの初戦を迎えるまでの他の選手の成績如何では、それ以上の差をつけられている可能性もある。となると、理論上は、ウッズは去年の倍、あるいはそれ以上の差をつけられた状況でシーズンをスタートすることもあり得るのだ。

もちろん、ウッズは2013年のように年間5勝を挙げれば、プレーオフ進出に頭を悩ませる必要はなくなる。しかし、この年を跨ぐ新たなスケジュールは興味深いシナリオを作り出している。そして、時がくればこの秋のフェデックスカップポイントの本当の意味が明らかになるだろう。

おすすめ記事通知を受け取る
情報提供:PGA TOUR

関連リンク




特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
「全米オープン」は、9月17日(木)ウイングドフットGC(ニューヨーク州)で開幕

今週の特集記事  【ブルーダー】 ~もっと自分らしいゴルフ&ライフスタイルを~

 


【売り時を逃したくない方必見!】無料45秒の入力であなたの不動産の最高額が分かる!
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!