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フェデックスカップの注目選手:ダスティン・ジョンソン

悲願のメジャー初勝利とフェデックスカップの順位の飛躍を狙う、ダスティン・ジョンソン29歳。今週行われる全米プロゴルフ選手権に挑む。ジョンソンは2010年シーズン以来 3度、最終日にメジャー大会優勝のチャンスがあったものの獲得には至らず。なおも初タイトルを追い続けている。

だからといって、ジョンソンが大舞台での優勝経験がないというわけではない。これまでに米国ツアーで7度優勝。フェデックスカッププレーオフと今年の開幕戦ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズでも勝利している。

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2008年に米国ツアーに参戦し、プレーオフのザ・バークレイズで予選落ちした後、(ターニングストーン・リゾート選手権で)ツアー初優勝を飾った。その後も5年連続でツアー優勝を経験。フェデックスカップランキングも15位以下になったことはない。なお、フェデックスカップでは、ここ3年間全てでトップ10以内に終えた選手は、ジョンソンの他にルーク・ドナルドの2選手しかいない。
ジョンソンは現在、フェデックスカップランキング14位。4年連続のトップ10入りに向け、絶好の位置につけている。米国ツアー選手の中でも8月に調子を上げることで知られるジョンソン。過去4年間ともこの時期にフェデックスカップランキングの順位を上げると、プレーオフ17試合で8度のトップ10入りを達成。プレーオフで2度以上勝利をおさめた7選手のうちの1人となり、昨季はプレーオフだけで4度のトップ10入りを果たした、史上3人目のプレーヤーとなった。

ここのところジョンソンの状態は下がり気味である。4月以降は、10位よりも上位についたのは1度だけ。開幕戦で勝利して以来、出場した試合の半分以上(直近4試合では3度)で25位以下に沈む。

しかし、ジョンソンにとってはこの時期がやってくると、そうしたことは殆ど無視できることになる。2009年も、5月以降はトップ10入りせず、10位タイ、15位タイ、4位タイとしてイーストレイクGCのザ・ツアー選手権へと乗り込んだ。その2年後も、4月からプレーオフ前までは、9試合に出場して20位より上位に入ったのは2度のみ。にもかかわらず、ザ・バークレイズに勝利し、キャリアハイのフェデックスカップ4位の座を手にした。

どんな状況下であろうと、ジョンソンはいつも8月9月になると脅威の存在になる。ジョンソンが今週また勢いを増したとしても、驚くことではないのだ。

ジョンソンのフェデックスカップ終了成績
20082009201020112012
134位14位5位4位8位

ジョンソンのフェデックスカップ ハイライト
?フェデックスカッププレーオフで複数回勝利した7選手のうちの1人(2010年のBMWチャンピオンシップ、2011年のバークレイズで2度優勝)。

? プレーオフ17試合で、2度の優勝と、8度のトップ10をマーク。

? 2008年に米国ツアーに参戦して以来、ツアー7勝、3度のフェデックスカップトップ10入り。

? 昨年、1シーズンのプレーオフで4度トップ10入りを果たした史上3人目の選手となる。

? 2011年にTPCボストンで開催されたドイツバンク選手権の最終日、7番ホールで放った463ヤードのドライバーショットは、プレーオフ史上最長飛距離。(カート道でさらに伸びたショット)

情報提供:PGA TOUR

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