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マキロイ 充実感に満ちた初日 「理想に近づいている」

By Helen Ross, PGATOUR.COM

ロリー・マキロイの唯一の関心事は、いくつのバーディを奪えるかだった。

「ウェルズファーゴ選手権」初日、ロリー・マキロイは「67」で回り、首位タイでラウンドを終えた。5番ホールから4連続バーディという素晴らしい立ち上がりを見せ、9番でボギー、その後もボギーはあったものの、終始安定したゴルフを見せた。

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マキロイは昨年のこの大会も、4日間を終えてリーダーズボードのトップに名を連ねていた。しかしプレーオフの最初のホールでリッキー・ファウラ―がバーディを決めたため、3年間で2度目の優勝は目前で消えた。今年の大会はまだ初日を終えたばかりで、大会はあと3日も残っているが、マキロイは手応えを感じるとともに、初日のラウンドには大いに満足している。

それもそのはずだ。北アイルランドの若きホープは、14ホールのうち11ホールでフェアウェイをキープし、グリーンレギュレーションで3位タイ、当該カテゴリーでも9位とショットは常に安定している。初日7バーディのマキロイの総パット数は「29」。最終18番の10フィートのバーディトライも見事にものにした。

「スイングには自信がみなぎっているし、ゲームがはじまれば自信は更に深まる。こういう時は楽にゴルフができるね」と、マキロイは語った。「このコースは本当に大好きだね。相性もいいように感じているよ。(そう感じられるのも)僕の自信のひとつかもしれないね」。

マキロイのバーディラッシュは、グリーン右サイドから攻めた5番ホール(パー5)からはじまった。続く6番では、7番アイアンの一打を3フィートにピタリ寄せ、7番では22フィートの難しい局面を2パットで凌ぎ、8番では20インチのパットを楽々決めた。

2010年のクエイルホロークラブの覇者は9番でグリーンを捉えられず、7フィートのパーパットを外した。しかし直後の10番(パー5)では短めのパットをしっかり決め、バーディを取り返し、11番でも9フィートをねじ込み、ラウンドも崩れることはなかった。マキロイの「67」は、トム・ファジオがコースを改良して以来、11ラウンドで5度目の60台となった。

「今日はショットが良かったから、ボールがピンに寄ってバーディが取り易かったよ。ここでは(ピンに寄せるスキルは)重要だからね」と、マキロイ。「ボールをカップに沈めるのは、どのコースでも難しいこと。でも今日は良かったね。ショットのお陰で今日はバーディチャンスを沢山作れたから、今日のゴルフはとっても満足しているよ」。

マキロイと彼のコーチのマイケル・バノンは、先週フロリダで練習し、マスターズで気付いたポイントを修正していた。「ま、改めて言うほどのことでもない小さな事なんだけど、僕にとっては大きな差を生んだね」と、マキロイ。今の彼はラウンドを重ねれば重ねるほど、自信を深めているようだ。

「今シーズンの開幕当初は、自分のやりたいゴルフとはほど遠かったから、調子が戻って来て良かったよ」と、彼は明かした。「自分の悪いクセに気付けたのが大きいね。取り除くのに少し時間がかかったけど、今ようやくいい感じでスイングできるようになったよ。理想のゴルフに少し近づいてきている感じがするよ」。

情報提供:PGA TOUR

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