状況の好転を期待するマキロイ
2013年 WGC キャデラック選手権
期間:03/07〜03/10 場所:TPCブルーモンスターatドラール(フロリダ州)
昨年のドラールで教訓を得たタイガー
1年前、タイガー・ウッズはトランプドラールでアキレス腱の怪我による痛みで脚を引きずっていた。
「問題は、試合を続けるかどうかだったんだ、うん。その時点で続けることは可能だった。ザ・プレーヤーズ選手権のときにはプレーを続けることができていたからね。だけど、ザ・プレーヤーズ選手権のことで教訓を得ていたから、プレーは続けなかったんだ。その結果、次のトーナメントで勝つことが出来た。あれはベイヒルだったね」とウッズが水曜に語った。
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ウッズは2011年「マスターズ」での第3ラウンドで、膝とアキレス腱の古傷が痛み出していた。ラウンドをなんとか終えたが、1ヶ月後のTPCソーグラスでの初日、9ホールを回った時点で棄権した。
昨年のトランプドラールでもアキレス腱の怪我が再発し、ウッズは12ホール終えた時点で棄権している。
ここ12ヶ月で4勝し健康な状態のウッズが、今回の「WGC キャデラック選手権」に参加する。
世界ランキングでウッズより上にいるのは、ロリー・マキロイ(北アイルランド)だけだ。
「とても重要な部分での強さが増したんだ。脚がなんともないから、遠くまで飛ばせるんだよ。足が自分の真下にあるからね」とウッズは言った。
ウッズは、スイングコーチのショーン・フォーリーとスイング改造の真最中である。時に、それが彼のプレーに現れる。ウッズは、先週のPGAナショナルでは調子が良くなかった。昨年は2位となった大会だったのだが、今年は4日間ともアンダーパーでラウンドすることができなかったのだ。
ウッズは自身にとっての今年の開幕戦、アブダビで予選落ちしている。
その合間のトーレパインズでの勝利では、すべてがうまくいっている様だった。
「まさに同じことに取り組んでいるんだよ」と、ウッズは、水曜日に一緒に練習ラウンドに臨んだフォーリーと練習している効果について述べた。「微調整しているだけなんだ。ゴルフボールを両方のやり方で操作しようとしているんだ。効果的になるようにね」。
プレーするのに十分健康な状態であることは、スタートするには最高の状態である。ウッズが、過去3度プレーしているマイアミに戻ってくる。