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メジャー初優勝から10日 ウッドランドの近況と変化

◇米国男子◇ロケットモーゲージ・クラシック 事前情報(26日)◇デトロイトGC (ミシガン州)◇7340yd(パー72)

2週前の「全米オープン」でメジャー初優勝を遂げたゲーリー・ウッドランドが1週間の休養を挟み、デトロイト開催の新規大会でツアーに復帰する。プロアマ戦に参加した開幕前日には公式会見に招かれるなど、注目選手のひとりとしてティオフを迎える。

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優勝の翌週にメディア対応やイベントをこなしたあと、ようやく水曜日にフロリダ州の自宅に戻り、家族と感動の対面を果たした。駆け寄ってきたジャクソンくんを腕の中に包み、「(全米オープンの)トロフィと同じくらい素晴らしいものだった。思い出すと今でも感情的になってしまうよ」。家族でメジャー初優勝、そして息子の2歳の誕生日を大いに祝ったという。

至福の時間を経て足を踏み入れた今週の会場では、周辺に変化が起きていた。この日のプロアマ戦のスタートアナウンスでは、「1打目のショットに集中していたら、“2019年の全米オープンチャンピオン――”と聞こえてきたから驚いたよ」と苦笑い。当然ながら大会サイドも、メジャーチャンプとしての視線を向けている。

前日の事前ラウンドでは本来18ホールのプレーを予定していが、会見では「疲れを感じたので9ホールに変更した」とコメント。米ゴルフウィーク(電子版)は、ファンへのサインと写真撮影の対応に多くの時間を割いたためだったと補足している。

スポットライトを浴びる存在になったことには、「重く受け止めている部分もあるけれど、(代理人の)スタインバーグと良い方向に進めていけたらいいと思っている」とウッドランド。「まだまだ足りないことはたくさんある。メジャーチャンピオンになれたことは素晴らしいことだが、もっと多くの勝利を重ねることに挑んでいきたいんだ」と、さらなる高みを見据えていた。(ミシガン州デトロイト/塚田達也)

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