小平智はパッティンググリーンで松山英樹と談笑

◇世界選手権シリーズ◇WGCメキシコ選手権 事前（20日）◇チャプルテペクGC (メキシコ)◇7345yd（パー71）

メキシコでの世界選手権（WGC）シリーズに2年連続で出場する小平智。予選落ちした前週「ジェネシスオープン」終了時点では72人が出場する今大会の出場を確定させていなかったが、世界ランキング順で繰り上がった。

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前日までにコースチェックを済ませ、20日（水）は練習場での最終調整に終始した。前年大会は4オーバーの54位。「グリーンのファーストバウンドが、結構跳ねる。その辺も含めて（距離の）計算の難しさがある」。高地で普段以上に飛距離の出るコースは、単純な距離の足し引きだけでは攻略できないと警戒している。

今週はマネージャーの三上諒氏がキャディを務める予定で、小平は「今週は計算とかキャディさんが大変になってくると思う」と笑ったが、「そこはちゃんと一緒に話し合ってやっていきたいと思う」と気づかった。カギに挙げるマネジメントは、「ドライバーをバンバン打っていけば良いわけではない。強弱をつけたゴルフをしたい」と冷静に述べた。

予選落ちのない大会で初日、2日目はジョーダン・スピース、ラッセル・ノックス（スコットランド）と同組になった。「めちゃくちゃ飛ぶ選手が、有利というわけではない。毎日60台を出すのを目標に」。大舞台で、持ち前のショット精度を生かしたい。（メキシコ・メキシコシティ／林洋平）