どれくらい飛ぶ!?米国男子ツアー最新飛距離ランキング
2019年 ジェネシスオープン
期間:02/14〜02/17 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)
1日30ホール ウッズは暫定55位「ひどいパットばかり」
◇米国男子◇ジェネシスオープン 2日目(15日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)
3週ぶりのツアー出場となったタイガー・ウッズは、悪天候でスタートを持ち越していた第1ラウンドから開始し、第2ラウンドの後半3番(12ホール)まで終えた。通算1アンダー暫定55位タイで、翌16日(土)午前7時の再開を待つ。
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1日遅れの第1ラウンドは5バーディを奪った反面、すべて3パットにより4つのボギーをたたいた。「ショットは良かったけれどパットがひどい。3パット4回なんて、バカバカしい」。残り125ydから3mのチャンスを作った8番から4連続バーディとしたが、「どういうわけか分からないけれど、きょうはパットを気持ちよく打てない。ラインも見えないから、悪いパットだらけになってしまった」と嘆いた。
リビエラCCのグリーンはポアナ芝を採用。不規則な転がりを生むことがある。連日の雨で仕上がりは軟らかく、荒れやすい状況ではあるが、ウッズは「いや、自分のせいだ。構えがしっくりこないんだ。早く修正しないと」と原因を自身に求めた。
首をひねりながら入った続く第2ラウンドでは、開始3ホールで2バーディと幸先の良い滑り出しだったが、ティショットが乱れた前半16番(パー3)、18番でボギーをたたいた。同組のジャスティン・トーマスが快調にスコアを伸ばし、暫定トップの座を射止める。一方、ウッズは折り返し直後の1番(パー5)で12mを沈めてイーグルを決めた直後、2番から2連続ボギー。流れは好転しなかった。
日没が近づくにつれ、コースは気温10℃前後の厳しい寒さにも包まれ、午後5時26分にサスペンデッド。「雨は激しくはなかったけれど、十分気になるくらいの霧雨だった。気温は下がるし、風も吹いたりやんだり…」と長い時間、レインウエアのパンツを履いてプレーした。「我慢強くいかないと。スコアを伸ばさないといけない。JT(トーマス)は伸ばしたけれど、僕はできなかった」。週末に巻き返せるか。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/桂川洋一)