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2019年 ジェネシスオープン
期間:02/14〜02/17 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)

「やりたくないゴルフを…」松山英樹は試行錯誤の第1ラウンド完了

◇米国男子◇ジェネシスオープン 2日目(15日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

松山英樹は日没順延で前日未消化だった7ホールを1バーディ、ノーボギーで回り、第1ラウンドを2日かけて「71」で完了させた。イーブンパー暫定72位タイで入る3日目は第2ラウンドを経て、その後の決勝ラウンドでのプレーを目指す。長丁場は望むところだ。

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午前7時、後半3番の第1打から再開した松山は前日同様、チャンスメークに苦労した。「先週までの良かった状態をキープしていたんですけど、きのうくらいからうまく打てずに『なんでかな…』って。きょうの残りのラウンドも全然うまく行かなかった」。通常よりも前のティエリアを使用した4番(パー3/194yd)では、第1打がピンを大きく右にそれ、スコアを伸ばせる状況に対応できずにいた。

6番(パー3)で3mを沈めて、ようやく最初のバーディを決めた。グリーン上でも試行錯誤が続く。「きのうも最初の方は良かったんですけど、途中からおかしくなった。先週から新しいことを試して(練習では)うまくいっていたけれど、試合になると良くない」。この日もタッチを合わせるロングパットは順手で、比較的短いパットはクロスハンドで打った。

心地よくプレーができないにも関わらず、大きなトラブルにならないのは「極端に(ボールを)曲げて打っているから」だという。「それで逆に“大ケガ”にはなっていないのかなと。これで、真っ直ぐに打とうとしていたら大ケガになっていると思う」

フィニッシュで体勢を崩すシーンは、今週ばかりは覚悟の上。カットスイングを繰り返し「フェードじゃないですね。スライス…“どスライス”を打ってどうにかしている感じ」。実際、この日プレーした7ホールのうち、第1打でフェアウェイを外したのは最初の3番だけ。パーオン失敗は、第2打をグリーン手前のカラーに外した最終9番だけだった。

もちろん望んだ形ではない。「“やりたくないゴルフ”をやっていた。そうするしか、もう方法がなかった」とこぼす。だからこそ、自分の第2ラウンドの開始が3日目に持ち越されたことも前向きに捉えられる。この日のホールアウトは午前9時前。「きょうの午後、時間があるのが助かりますね」と受け入れた。

悪天候が招いた変則スケジュールにより、起床時刻が「3時半です。きのうは3時50分」という毎日だ。早起きは3日目も必至。決勝ラウンド進出となれば、いっそうタフな一日が待っている。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/桂川洋一)

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