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2018年 ザ・ノーザントラスト
期間:08/23〜08/26 場所:ザ・リッジウッドCC(ニュージャージー州)

生き残りへの重圧 松山英樹はポイントランク58位に上昇

◇米国男子◇ザ・ノーザントラスト 最終日(26日)◇リッジウッドCC(ニュージャージー州)◇7385yd(パー71)

26位からスタートした松山英樹は5バーディ、2ボギーの「68」でプレーし、通算9アンダーの15位タイでプレーオフ初戦を終えた。スコアを1つ落として折り返した後半に4バーディを集中させ、目標としていたトップ20を確保。フェデックスランキングを76位から58位に上げ、100位までが進出する31日(金)開幕の第2戦「デルテクノロジー選手権」(マサチューセッツ州・TPCボストン)に進む。

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2週間後のプレーオフ第3戦を戦うには、ランク70位以内が条件。「久々にこんなにトップ10に入りたいというのと、ポイントを稼がないといけないプレッシャーですごく緊張した」という前半は、流れをつかみきれない展開が続いた。3番(パー5)で3mを決めてバーディを先行させたが、グリーンを外した6番(パー3)でボギー。9番では1.5mを外して3パットボギーとし、重い空気が松山を包んだ。

流れを呼び込んだのは、久々にチャンスにつけた後半10番から。3mを沈めてバーディでイーブンに戻すと、アプローチを寄せきれなかった11番(パー3)では6mを入れてパーを死守。13番(パー5)、15番(パー3)と1.5mのチャンスを決めると、17番(パー5)でも109ydからの3打目を1.5mにからめ、後半戦のリーダーボードを着々と駆け上がった。

「悪いながらも、後半を4バーディで終われて良かった。あれ以上崩れると、ポイント的にしんどくなる。いいパットじゃなくても、締めのパットが入ってくれたのがすごく大きかった」と、11パットに抑えたサンデーバックナインを評価した。

ショットに不満を残しながらポイントを加算することに成功したが、「やっぱり、もっと上位で戦っていきたいという気持ちは強い」と喜びは控えめだ。久しく加われていない優勝争いも、まだ遠いところにある。それでも「やっとトップ10前後くらいではやれる、くらいのところまでは来た」と復調の気配を感じつつある。

「これをもっと続けられるようにして、もうひとつ上の優勝争いがあると思う。来週も再来週も、それくらいのプレーができるように頑張りたい」。生き残りをかけ、プレッシャーとの戦いは来週も続く。(ニュージャージー州パラマス/塚田達也)

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