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2018年 ザ・メモリアルトーナメント
期間:05/31〜06/03 場所:ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)

松山英樹 4連続バーディからパー4イーグルでバンザイ

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 初日(31日)◇ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7392yd(パー72)

猛ラッシュは観客を魅了した。松山英樹は1イーグル7バーディ、2ボギーの「65」で回り7アンダー。上がり6ホールで6つスコアを伸ばし、2016年「ツアー選手権byコカ・コーラ」以来となる首位発進を切った。

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風が舞いはじめた終盤に圧巻のプレー。両サイドに深いラフ、ホールを分断するハザードのある14番、着実にフェアウェイをとらえると125ydから放った2打目。「先に(同組の)2人が打っていた。風向きが変わったし、打ちやすくなった」とピン奥からスピンをかけ40センチにつけてバーディを決めた。続くパー5を着実に獲ると、16番(パー3)では4mほどを入れる。13番からの4連続につなげた。

怒涛のバーディ劇場の締めは17番。残り137yd、フェアウェイ中央からウェッジで放った2打目は、ピン右手前から3度跳ねてカップをこえ、スピンで戻ってカップに吸い込まれた。グリーンを囲んだギャラリーのボルテージは上がり、大きなリアクションで盛り上がった。松山は両手をあげて喜び、進藤大典キャディとハイタッチを交わした。

開幕前に不安視したショットがパットとかみ合ったが、「昨日までめちゃめちゃだった。今朝、試行錯誤しながらやって後半につながった」。好スコアにも浮かれることなく「スコアには満足しているけど、最悪の状況を避けようとして打ったショットが(チャンスに)ついたりした。それがもうちょっとビシっと打てるようになると、もっと自信を持ってプレーできるようになる」と振り返った。

2週前に出場した前戦「AT&Tバイロン・ネルソン」で3試合ぶりに4日間を戦い、今大会に臨んだ。1ケタ順位での滑り出しは1月「セントリートーナメントofチャンピオンズ」(7位)以来の今季2度目。久々の好発進に「悪いなりに結果をそれなりに出せていたというのが、最近なかった。ちょっと余裕をもってできるのは何カ月かぶり」と言ったが、14年にツアー初優勝を挙げた大会コースの難しさはよく知るところ。

「このコースは気を抜くとすぐボギーやダボがくる。きょうの後半のように気を引き締めて頑張りたい」。(オハイオ州ダブリン/林洋平)

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