イアン・ポールターはヒューストンオープンでマスターズ出場の望みをかける(Josh Hedges/Getty Images)

前週の「WGCデルマッチプレー選手権」で、世界ランク50位以内の資格による「マスターズ」出場を目指していたイアン・ポールター（イングランド）は、決勝ラウンド1回戦に勝利した直後に、メディアや関係者から「マスターズ出場が決まった」と伝えられた。

だが、午後の準々決勝のスタート10分前に、それが世界ランクポイントの計算間違いだったことを聞かされて、直後の試合で敗退。結局、世界ランクは51位とわずかに届かなかった。「誰も人の話は聞かない方がよいようだ」と、ぶ然としたコメントを残したポールターだったが、今週も2日目を終えて、首位と4打差の23位と頑張っている。

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この日はベストスコアとなる「64」で急浮上した。もちろん、ホールアウト後は多くの記者に囲まれたが、「マスターズ」について聞かれると「それについては考えていない。考えていない。それにいまはそれについて話もしない」と突っぱねた。

とはいえ、「もちろん、（オーガスタに）行けたらうれしい。どうなるかだね」と、今大会の優勝者に与えられる最後のオーガスタ行きのチケットを狙っていることは確か。今度こそ、幻となったチケットをつかみ取れるか？（テキサス州ヒューストン／今岡涼太）