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シャフトを譲り受けてWGCへ 小平智とジャンボ尾崎の関係

◇世界選手権シリーズ◇WGCメキシコ選手権 事前情報(27日)◇チャプルテペクGC (メキシコ)◇7330yd(パー71)

4月のメジャー初戦「マスターズ」出場を目指す小平智は、レジェンドから授かった武器をメキシコに持参した。アイアン用の新しいスチールシャフト(日本シャフト NSプロ モーダス3 システム3)を実戦テストするほか、3Iに装着されているのは見慣れないブラックのカーボンシャフト。尾崎将司から譲り受けた自信のニューギアだ。

今週は新年を迎えてから5カ国で5試合目。小平は3週前の欧州ツアー「ISPSハンダ ワールドスーパー6パース」後、一時帰国中に尾崎の自宅を訪ねて、「Jumbo」と刻まれたシールが貼られたセブンドリーマーズ製のプロトタイプシャフトを手に入れた。

ジャンボとの太いパイプを持っていたのは、もともと古閑美保夫人。2008年に賞金女王になった愛妻は現役時代にジャンボ邸を訪ね、練習に励んだ時期があった。ふたりは昨年3月に入籍する直前に結婚の挨拶に出向き、小平はそれ以降、指導を仰ぐ機会に恵まれている。

打ち込むその後ろで、尾崎は丁寧にアドバイスをくれる。3月末の世界ランキングで50位以内を確保すれば「マスターズ」に行ける現状が続くが、「オーガスタに行け!」…なんて野暮なことは「言わない」(小平)のがジャンボ。「言わないですけど…めちゃくちゃたくさん教えてくれます」。小平の番手別の飛距離を眺めながら、「3Iと4Iの距離がほとんど変わらないじゃないか」と指摘して「これを使え」と差し出したのが、まさに今回メキシコに持ち込んだモノだ。前のモデルより飛距離が出て「5Wと4Iの間をしっかり埋められる」と実感した。

28歳の小平。本当のことを言えば、ジャンボの黄金時代は「よく覚えていない」。そうはいっても、数々の伝説のシーンは映像で知っている。国内の試合では、自らツアーに志願して予選ラウンドで同組にしてもらったこともある。「話されることも、カッコいいじゃないですか」。昨年12月の結婚式では乾杯の挨拶も務めてもらった。

最新世界ランクは43位。「ニュースを見たら気になりますけど、気にしても仕方がない。(自分のランキングは)他の人の成績でも左右されてしまう」と、緊張感にあふれた戦いがクライマックスに近づくたびに、気持ちは落ち着いてきた。「やることは変わらない」。ただ目の前のプレーに向き合い続けるだけだ。(メキシコ・メキシコシティ/桂川洋一)

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