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ホールインワン達成 デイの新相棒は学生時代の旧友

◇米国男子プレーオフ第3戦◇BMW選手権 2日目(15日)◇コンウェイファームズGC(イリノイ州)◇7208yd(パー71)

ジェイソン・デイ(オーストラリア)がホールインワンを含む2イーグルで浮上した。「65」で回り、通算13アンダーとしてマーク・レイシュマン(オーストラリア)に次ぐ2位タイをキープ。新しいキャディとのコンビネーションにも及第点をつけ、シーズン終盤に今季初勝利のチャンスが巡ってきた。

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ハイライトは前半17番、打ち下ろしのパー3。7Iでのティショットは左からの風に乗り、グリーン手前のラフに落ちてから手前に切られたカップに吸い込まれた。「14番のイーグルのあと、15番、16番と(チャンスを活かせず)バーディを獲れなかったのがちょうど良かったかも」と喜んだ。

ツアーで2度目のエース達成は、新しい相棒のアシストも役立った。デイは今週、長年連れ添ったコリン・スワットン氏とのキャディとしてのコンビを解消したばかり(コーチと選手としての関係は継続)。学生時代の友人であるルーク・リアドン氏とタッグを組んだ。「僕は178から180ydくらいの距離で計算していたんだけど、彼は『もう少し強く、182、83ydくらいでいいと思う』って」と、アドバイスを聞き入れてスーパーショットが生まれた。

12歳で父を亡くしたデイは、支援を受けてオーストラリア・クイーンズランド州の全寮制学校でゴルフに専念。タイガー・ウッズの書籍を読んで一念発起し、スワットン氏の指導を受けながら超一流選手になった。その成長物語はいまでは多くの人が知るところとなったが、当時ウッズの本を渡してくれたのが、リアドン氏だったという。「子どものころ、その影響で僕は練習のやり方も変えた。いまの僕があるのは彼のおかげでもある」。

2016年「ザ・プレーヤーズ選手権」を最後にタイトルから見放されている。今は本調子にカムバックするきっかけを日々探る状態。2年前は当地で優勝したが、フェデックスカップポイントランキングは現在28位で、まずは今大会終了後に上位30人が進出する次週「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)の出場権を確保するのが第一の目標。学生時代にともに腕を磨き合った相棒とアトランタ行きの切符を手にしたい。(イリノイ州レイクフォレスト/桂川洋一)。

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