連日の日没順延もスティール独走 岩田寛の決勝進出は持ち越し
2016年 バレロテキサスオープン
期間:04/21〜04/24 場所:TPCサンアントニオ(テキサス州)
岩田寛は予選突破へ正念場 日没順延の残り2ホールで伸ばせるか?
テキサス州のTPCサンアントニオで開催中の「バレロテキサスオープン」。雷雨により日没サスペンデッドとなった前日未消化分から再開された2日目、岩田寛は第2ラウンドの後半16番まで回り、通算1オーバーの暫定80位タイで2ホールを翌日に残した。
初日を「71」でまとめた岩田のこの日のスタート時刻は午後3時50分。出だしの1番から2mのパーパットをなんとか沈めるなど、不安定なショットから苦戦を強いられた。2番(パー5)で2打目、3打目とバンカーを渡り歩き、カラーからパターで放った4打目を大きくショートさせてボギーが先行。4番でフェアウェイからの第2打をグリーン左のバンカーに入れ、2つ目のボギーを叩いた。
<< 下に続く >>
8mを沈めた8番までに2バーディを取り返すが、中盤は生命線であるショートゲームが乱れた。9番で1.5mのパーパットを外して結局1つスコアを落としてハーフターン。10番で5mのバーディパットを沈めた後、続く11番で2mのチャンスを生かせず2連続を逃すと、流れが悪くなった。
グリーン周りからのチップショットにいつもの精度が見られない。12番は奥のラフから、15番(パー5)は左バンカーからいずれも寄せられずにボギーを重ねた。気がつけば現在の予選カットライン(通算イーブンパー/暫定60位タイ)に1打及ばないポジション。午後8時11分に順延のホーンを聞き、16番(パー3)をパーとしてこの日のプレーを終えた。
決勝ラウンド進出のためには、あす23日の午前8時に再開される残り2ホール(17番、18番=パー5)で1つスコアを伸ばす必要がある。(テキサス州サンアントニオ/桂川洋一)