ショットがまだ万全ではない石川遼だが、バーディ合戦にどこまで絡めるか？

ウェストバージニア州のオールドホワイトTPCで明日開幕する、米国男子ツアー「ザ・グリーンブライアークラシック」に出場する石川遼が、大会前日のプロアマ戦に参加。ここ3試合連続予選落ちからの巻き返しに向け、最終調整を行った。

「まだ、体が開くミスがある」と、この日のラウンドでもショットは荒れ気味だった。それでも、ホールアウト後の練習場では整い始め、「まだまだかなと思っていたけど、ちょっと良くなってきている」と希望をつかんで明日の初日に挑む。

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今大会は毎年バーディ合戦が展開されるコースで、2年前に初出場した石川は2日間をイーブンパーで回ったが予選通過にはあと1打届かなかった。

「僕的には難しいコースだと思う。グリーンが硬くて速いし、大きいグリーンじゃないので傾斜が効いてくる。受けているグリーンもあれば、奧に下っているグリーンもあって、パターンが毎ホール変わってくるので集中しなくちゃダメ」

明日、石川はインの第1組として朝7時にスタートする。「インの9ホールの方が伸ばしやすいと思う」。序盤から、流れに乗り遅れるわけにはいかない。（ウェストバージニア州ホワイトサルファースプリング／今岡涼太）