キャデラックを冠スポンサーに大改革されたWGCマッチプレーは、来年から「デル」の大会になる

世界ゴルフ選手権シリーズの「WGCキャデラックマッチプレー選手権」が、来年から冠スポンサーを米国PCメーカー大手「デル」へと変更して開催されることが、30日に発表された。デルとは複数年契約が締結され、2016年から19年までの4年間は、テキサス州オースティンにあるオースティンCCが会場となる。

昨年まではアリゾナ州マラナで2月に開催されていたが、1回戦で注目選手が敗退すると週末のTV視聴率や観客動員に影響が出るなど、運営面の難しさが指摘されていた。冠スポンサーの契約満了で大会の存続が危ぶまれた今年は、毎年3月にストロークプレー形式の「WGCキャデラック選手権」をスポンサードしているキャデラックが救いの手を差し伸べる形となり、スケジュールも4－5月に大きく移動。総当たりの予選グループ制導入で、出場全選手が最低でも3日間はプレーするようにフォーマットも大幅改革された。

新スポンサーへの変更を受け、来年度は再びスケジュールが改められ、3月第4週に開催されることとなった。