2015年 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ
期間:02/12〜02/15 場所:スパイグラスヒルGC
ライダーカップ主将が車上荒らしの被害
米国男子ツアー「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」が12日(木)、カリフォルニア州で始まったが、開幕直前に盗難被害にあった選手がいる。昨年の「ライダーカップ」で欧州選抜のキャプテンを務めたポール・マギンリー(アイルランド)だ。初日はモントレーペニンシュラCC(パー71)を回り、2バーディ、4ボギーの「74」。2オーバー134位タイと出遅れた。
マギンリーは9日(月)、アイルランドから米国に着くなり、思わぬアクシデントに見舞われた。サンフランシスコの有名レストラン・クリフハウスで昼食をして戻ると、レンタカーの窓が割られ、中からゴルフクラブなどの所持品がごっそり盗まれていた。
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「パスポートや旅程の書類、iPadにパソコン…」。中でも痛恨だったのが、チャリティオークションに出す予定だった、ライダーカップに出場した両チームの選手のサインが入った記念品の数々。自分のスイングの問題点を長年書きとめてきたノートも失ったという。
犯人は白昼堂々と盗みを働いたことになる。「借りたSUVカーにはトランクにキャディバッグが入らなくて、後部座席に置いていたんだ。警察が言うには、地元(カリフォルニア州)のプレートでなく、ネバダ州のものだったから(旅行者と思われて)注意しなくちゃいけなかった。まさか午後1時に、あんなに混んでいた道沿いの駐車場で…。サンフランシスコだけじゃなく、世界中で起こりうることだけど、本当に残念だ」
練習日のコースでは急ピッチでクラブの準備を強いられる羽目に。テーラーメイドから真新しいクラブを渡され、アイアン、ウェッジ、パターに関しては問題なくスイッチできたが、1Wは調整を施していた最中だった。愛用していた3本のUTは既にストックがなく、ニューモデルを投入したが、この初日は真新しいクラブが奏功することはなかったようだ。