松山英樹のスイング分析
2014年 ザ・バークレイズ
期間:08/21〜08/24 場所:リッジウッドCC(ニュージャージー州)
10億円ボーナスは頭になし?松山英樹は必死の形相
米国男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズの第1戦「ザ・バークレイズ」は21日(木)から4日間、ニュージャージー州のリッジウッドCCで行われる。開幕2日前の松山英樹は、午後から当地練習場での打ち込みに終始した。
年間のポイントレースにおいて上位125人が出場権を持つ全4戦のサバイバル。22位で初戦を迎える松山は既に第3戦「ドイツバンク選手権」までの出場を確実にしている。しかし前週「ウィンダム選手権」で今季3度目、約4カ月ぶりの予選落ちを喫するなど、ゴルフの状態は悪い。
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ショットに関して「自分に期待していない。あんな“へんてこりん”な球を打っていたら…」と厳しく、得意のパットについても「メモリアルで勝って以降、全然入ってないので、ラインの読みに不安を覚えるようになっちゃって、自信が持てていない」。
プレーオフ最終戦後に決まる年間王者は“10ミリオンドル”(約10億円)のボーナスを獲得。これぞ世界一のツアーというべき魅力だが、初参戦のいまの松山にとってはピンとこない。頭の中は、調子を上げることでいっぱい。「ここが特別な舞台かはまだ分からない。やりながら分かっていければ。ビッグボーナスですけど、それを目標にやってきたわけじゃなくて…。メジャーで勝つためにやってきたから」というのが本音だ。
20日(水)のプロアマ戦で最終調整を行う。いまはただ、復調のきっかけが待ち遠しい。(ニュージャージー州パラマス/桂川洋一)
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