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635ヤードを2オンイーグル! 松山英樹「うまくいきすぎ」

テキサス州フォートワースにあるコロニアルCCで開幕した米国男子ツアー「クラウンプラザインビテーショナル」の初日、松山英樹は1イーグル2バーディ1ボギー1ダブルボギーの「69」(パー70)で回って1アンダー24位タイ。「オーバーを打たずに良かった」と安堵の表情で振り返った。

「そんなにショットが悪いわけではないし、パットも悪い感じはしなかった」というパーが続く静かな序盤。最初にスコアが動いたのは8番(パー3)だった。ティショットを左サイドのバンカーに入れると、2打目を4メートルショート。下りのパーパットを1メートルオーバーし、返しのパットも外してダブルボギーとしてしまう。

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だが、直後の9番から巻き返しが始まった。9番こそ下り3メートルのチャンスを決められずにパーとしたが、10番で1.5メートルを沈めてバーディ奪取。続く11番は635ヤードのパー5。「本当は刻んでバーディチャンスにつけて、入るかどうか」と思ったが、ティショットでフェアウェイを捉えると、グリーンエッジまでは残り281ヤード。「届くかなと思って打ったらうまくいった」と、3Wで7メートルに2オンさせて、これを沈めイーグルとした。

続く12番でも1.2メートルを沈め、わずか3ホールで4ストロークを荒稼ぎ。13番はボギーとしたが、その後はパーを重ねてきっちりとアンダーパーを守りきった。

ショットの手応えは確実に戻りつつある。「良いショットの良い感じが、すごく良い時の状態になってきている」と松山。「悪いショットをもう半分くらいにできたら、もっとスコアを伸ばしていける」。

この日は1メートル前後のパーパットもしぶとく沈め、「最近、全然入っていなかったので、それが入ると楽になる。ちょっとずつ良くなってきているのかな」と、グリーン上での“雰囲気”も戻ってきた。「明日からも1つずつ伸ばせていけたら」と静かに上を見据えた。(テキサス州フォートワース/今岡涼太)

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