最終日の強さは健在！ 「66」で3位タイに食い込んだ松山英樹

カリフォルニア州サンマーティンにあるコルドバレーGCで開催された「フライズドットコムオープン」の最終日、首位と5打差の9アンダーから出た松山英樹は、「66（パー71）」と5つスコアを伸ばして通算14アンダー、米ツアー自己ベストとなる3位タイでフィニッシュ。一方、10アンダーでスタートした石川遼は、「72」とスコアを落とし、通算9アンダーの21位タイで4日間の戦いを終えた。

「9アンダーを出せば勝てると思っていた」という松山。7番までに4つのバーディを奪ったが、8番のボギーでつまずくと、14番でもボギーとして通算11アンダーへ後退。だが、16番から上がり3連続バーディフィニッシュと盛り返し、再びリーダーボードを駆け上がった。

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「スタートは良かったけど、そこから続けられなかったのは残念。でも、（フェデックスカップ）ポイントを稼がないとシードを獲れないので、その意味ではほっとしています」と松山。3位タイで134ポイントを稼ぎ、次週への期待も繋いだ。

一方の石川は、2番、3番と連続バーディの好スタートを切るも、中盤以降は3ボギーと失速。「今日は4日間の中でも一番うまくいかなかった」と唇を噛んだ。石川が獲得したのは48ポイント。「でも、本当に全部うまくいかなくてこの位置なので、底上げを感じるし、来週も優勝を狙えると思う」と手応えを掴み、同じく次週へと挑む。（カリフォルニア州サンマーティン／今岡涼太）