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2013年 ウィンダム選手権
期間:08/15〜08/18 場所:セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)

松山英樹が15位に急浮上「イライラして、攻めた」

ノースカロライナ州のセッジフィールドCCで開催中の米国男子ツアー「ウィンダム選手権」2日目。イーブンパーの78位タイから出た松山英樹は序盤に2ボギーを叩きながらも、その後、1イーグル、5バーディをマークして「65」。通算5アンダーまでスコアを伸ばし、首位に6打差の15位タイで決勝ラウンドに進んだ。

ティオフ直後はフラストレーションがたまりにたまる展開だった。出だし3ホール連続でパーオンを逃し、花道からのアプローチを強いられる苦しい序盤。10番、12番をボギーとし、一時は早々にカットラインから遠ざかった松山だったが、この後退が逆に流れを好転させた。

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「自分の中ではうまくやっていたけれど、それが結果につながらなかった。イライラして、ピンを攻めていった。予選落ちが確定的な内容になったので…どうせなら攻めた方がいいと。逃げてもバーディを獲れる状況ではなかった」

グリーンの左手前サイドが低い13番、残り130ヤード強の第2打で、強引にピンを狙い、2メートルにつけてバーディを奪った。そして3オン1パットで決めた15番(パー5)からは一気に3連続バーディで2アンダーまで伸ばして折り返し。さらに後半5番(パー5)では2オンから12メートルのイーグルパットを決め、ガッツポーズも飛び出した。この日5つ目、6メートルを沈めた8番のバーディは、ボールがカップに沈む前に確信を持って歩き出した。

「(スタート直後は)寝てました。大典さん(進藤キャディ)と『最初のホールは夢だった』と話していた」と笑った松山。ホールアウト後に現地メディアからインタビューを受ける姿も、もはや見慣れた光景になった。

前週の「全米プロゴルフ選手権」で、今季の獲得賞金を113位相当まで積み上げ、来季シード権をほぼ手中に収めていたが、このレギュラーツアー最終戦の予選を通過したことで、それも確信になった。決勝ラウンドに向け「シードが確定したんで、攻められるんじゃないですか。ティショット、ピン位置を見て、攻めていきたい」と、恐れるものはない。日本人史上4人目の米ツアー制覇、その可能性は時間を追うごとに現実味を帯びている。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/桂川洋一)

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