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石川遼は首位と4打差 「明日は優勝を狙えるところに」

サウスカロライナ州のハーバータウンGLで開催されている、米国男子ツアー「RBCヘリテージ」の2日目。首位に3打差の7位タイからスタートした石川遼は、3バーディ、4ボギーの「72」(パー71設定)と1つ落としてホールアウト。暫定順位ながら、通算2アンダーは首位に4打差の25位タイに踏み留まり、今季4度目の決勝ラウンド進出を確実にしている。

この日のハーバータウンは、時の経過とともに風速が増していく予報。石川は午前8時30分と早いスタートながらも、既にこの時点で「風が強かった。フェアウェイもグリーンも固くなっていた」と影響を口に。序盤は2番(パー5)、3番といきなりの連続ボギーを叩くが、その重い空気を吹き飛ばしたのは6番のセカンドショットだった。

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フェアウェイ右サイドのバンカーから放った約145ヤードの2打目は、ピンそば50センチにピタリと絡まるスーパーショット。この1打を契機に、7番で3.5メートル、8番では4メートルとチャンスを決め、3連続バーディで一気に盛り返す。「このままズルズルいったら、本当にもったいない。その一心だけだった」。

コース幅は狭く、ただでさえ精度の高いショットとショートゲームが求められるハーバータウン。風の影響が増した後半は2ボギーを叩き、「パープレーで終わりたかった」という目標達成は惜しくも逃したが、「午後組の方が風の影響を受けて難しいと思うし、ラッキーだった」と、現状を前向きに捉えていた。

首位とは4打差で迎える残り2日間。「もっといい内容を目指せるし、順位ももっと上を目指せるゴルフはできている。明日はいい位置で終わって、優勝を狙えるところに居たい」。石川が勝利を求める口調も、いよいよ熱が帯び始めてきた。

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2013年 RBCヘリテージ



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