5つ伸ばしたC.キャンベルと中盤伸ばしたS.ミキールが4アンダー首位!!
日本人選手情報/全米プロ3日目
■ 丸山茂樹
7オーバーからスタートした丸山茂樹は、前半3ボギーで38。折り返し後、すぐさま10番でバーディを奪い、流れが変わりそうな期待を抱いたが、11番で再びボギー。15番パー3ではピン右3メートルにつけ、バーディを奪ったものの、17番は左ラフから打った第2打がグリーン手前ラフへつかまり、またもやボギー。結局、後半はイーブンパーのラウンドとなり、今日3オーバー73、通算10オーバー52位で3日目を終了した。
今朝は丸山のスタート直後に少量の雨が降った。カチカチだったグリーンをソフトにするほどの量ではなかったが、湿気のせいか、昨日よりグリーンでボールは止まり、スパイクマークの跡も目立つ。そんな中、我慢のゴルフを続けたかに見えた丸山だが、「いいえ。そういう風に見えるでしょうけど、普通にプレーしていただけ。グリーンは相変わらずデコボコだけど、固さはそうでもないね。(この位置から)意気込んでも仕方ないけど、上に(上位に)行けたら行きたい。(今日は)僕としては上出来ですよ」。
今年、メジャーで初めて4日間プレーする丸山。最終日は1つでも順位を上げ、今後につなげてほしい。
■ 伊沢利光
「3日目が終わってみないとわからない」と語っていた伊沢利光はボギー発進となった。8番でバーディを奪ったものの、9番ですぐさまボギー。15番パー3ではティショットがギャラリースタンドに当たり、グリーン手前のラフへ。第2打はクラブが芝の下を抜けてしまい、ボギー。しかし、最終ホールはピン左8メートルに付け、伊沢本人が「奇跡です」と表現したバーディで締めくくった。今日1オーバー71、通算4オーバー20位で3日目を終了した。
「今日はパーパットが入ったと言えば入ったし、バーディパットが惜しいと言えば惜しい。ティショットはあんまり良くなかったです。あのピン(位置)は半分ボギー覚悟でいいやと思わないと攻めきれない。まあ、今日はラッキーとアンラッキー両方があってチャラって感じですね」。
ホールアウトした伊沢自身、今日のスコアが良いのか悪いのか判断しかねていた様子。それゆえ、明日の出方を決め兼ねている様子だった。「微妙ですね。今日は結構しのいで、今、22位ぐらい。もう少し上がるかも?順位はあんまり変わらないだろうけど、心境は微妙なんです。明日、アンダーパーを狙っていくかどうか。そこも微妙。でも1回ぐらいアンダーパーで回りたいですね」。
テキスト&写真/BEYONDSHIP