R.マキロイ、親知らず痛で棄権の波紋
2013年 ザ・ホンダクラシック
期間:02/28〜03/03 場所:PGAナショナルGC(フロリダ州)
ジャック・ニクラス、苦境のマキロイを擁護
「ザ・ホンダクラシック」最終日、PGAナショナル近郊のフロリダ州パームビーチ在住のジャック・ニクラスが、今大会2日目に“親知らず痛”で棄権した世界ランク1位のロリー・マキロイについてコメントした。
「辞めるべきでは無かった。でも、運が悪かったと思う。もしあと5分待てていたら、そうはしなかっただろうね」とニクラス。「彼は良い子だし、いつも正しいことをしようとする。不運にも、今回は違ったようだけど」。
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ニクラスやタイガー・ウッズと同じパームビーチ近郊に越してきたマキロイは、たびたびニクラスと話をしているという。その際、当然新しいクラブの話にもなったという。
「大会が始まる前の月曜日にそのことについて話をした。彼はドライバーはとても良いんだけど、アイアンで少し戸惑っていると言っていた。でも自信は持っていた。だから、私は言ったんだ。そう、心配することはない。君はとても良いプレーヤーだから、クラブでそんなに変わることはない、とね」。
ニクラス本人は昔、アメリカではマグレガーのクラブを使っていたが、全英オープンをプレーするときにはイングランドのスラセンジャーを使い、オーストラリアではオーストラリアのスランセジャーとB51という小さな球というように、色々なクラブを使ってきたが、たいした違いは無かったという。
「最近の人たちは、同じクラブでプレーすることに慣れているようだけど、いつも感じているのは才能がプレーをするのであって、クラブではないということ。彼の才能はもっと偉大で、彼のプレーに対して、クラブよりももっと大きな影響がある。どんなクラブでもプレーできるはずだよ」。
今年、ナイキとの契約を締結したマキロイは、今季出場した3試合は予選落ち、マッチプレー1回戦敗退、そして途中棄権という成績。次週のWGCキャデラック選手権に出場を予定している。