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ウィングドフットのクラブプロが語る!噂の3段階ラフとは!?

全米オープン

ウイングドフットのコンディションについて、ヘッドプロのトム・ニポーテに電話で聞いてみたいと思います。天気をコントロ-ルすることはできませんが、そちらでは悪天候が続いているそうですね?

トム・ニポーテ(ヘッドプロ)
「ええ、天気は悪くなる一方ですね。私は今日、プロショップから売店のテントまで歩くだけで、ずぶ濡れになってしまいました。先週は100ミリ近い雨が降りましたし、これ以上の雨はゴメンですね」

-「あなたは、フィル・ミケルソンと一緒にコースを回ったそうですね。ミケルソンは、ラフで間違って他人のボ-ルを打つ選手が出ると予想していましたが、そういったことは起こりうるでしょうか?」

トム・ニポ-テ
「ええ、ボール捜しの時に人のボ-ルを踏んだり、他人のボ-ルを打つといったケ-スは、日常茶飯事ですからね。全米オ-プンではフェアウェイの左右にフォアキャディーを配置し、トラブルが起きないよう万全を尽くすつもりです」

-「フィル・ミケルソンの調子はどうでしたか?」

トム・ニポ-テ
「絶好調ですね。しかも、忙しいスケジュ-ルの中で、よくあれだけ素晴らしいプレ-が出来るものだと感心しました。ミケルソンは先々週の土曜日からここで練習し、私は日曜日と火曜日に彼と回りました。そして、ミケルソンはオハイオでのメモリアルで好成績を収めたあと、ウエストチェスターに移動し、きのうはこのウイングドフットでビリー・メイフェアと一緒にラウンドしていました。ミケルソンに会ったのは初めてでしたが、とてもいい人なのですっかり惚れ込んでしまいましたね」

-「さて、話題となっている3段階のラフと、その状態について教えてください」

トム・ニポ-テ
「まず、フェアウェイのから2ヤードまでがセミラフで、深さは2.5センチくらい。その隣のプライマリ-・ラフが10センチから12センチ、そして、セカンドラフの深さが12センチから30センチ。つまり、フェアウェイを外す距離が大きくなればなるほど、痛い目に遭うセッティングとなっています」

-「来週、プロショップのレインウエアが飛ぶように売れる状態だけは避けたいですよね?」

トム・ニポ-テ
「ええ、既に品切れに近いですからね」

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