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2007年 マスターズ
期間:04/05〜04/08 オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

中嶋常幸のオーガスタチェック/マスターズ

Hole 1番~Hole 9番

■ Hole 1番 Tea Olive(キンモクセイ)455ヤード パー4

昨年、435ヤードだった距離が、20ヤード長くなって455ヤードになりました。これにより、右のクロスバンカーのプレッシャーが効いてますね。去年ですらティショットで300ヤード以上飛ばさないと超えなかったんですから。今年はタイガーのような「本当の飛ばし屋」でも超えるのは難しい。攻略方法としては、右バンカーの左サイドのフェアウェイにピンポイントで打っていく感じでしょう。当然ながら、従来以上に正確性が求められます。さらにセカンドショットも、昨年までならピッチングやサンドウェッジなど、短いクラブで打てたのですが、それも難しくなる。たぶん、7番か8番アイアンになるはずです。とにかく、ピンに対して厳しい攻め方を要求されるホールですね。

■ Hole 2番 Pink Dogwood(桃色ハナミズキ)575ヤード パー5

昨年までとコースセッティングが変わっていないので、基本的に全選手が同じ攻略方法をとってくると思います。飛距離の出る選手はバンカーの左サイドを狙ってくるでしょう。そして、セカンドショットでは、アイアンを使ってピンを狙っていくはずです。一方、飛距離の出ない選手は、バンカーの手前にティショットを落として、フェアウェイウッドでピンを狙う感じになるでしょう。攻略のキーポイントは、とにかくティショットをフェアウェイの2オンできる距離に置くこと。これさえ守って攻めていけば、今年のオーガスタの中では、比較的バーディをとりやすいホールと言えますね。

■ Hole 3番 Flowering Peach(桃の花)350ヤード パー4

左のバンカーに絶対入れないことです。2003年の最終日、ジェフ・マガードがここに入れて、自分へボールを当ててしまうなど脱出に苦労していました。実は、オーガスタのバンカーは、角が10センチから15センチ位の間隔で壁のようにシェイプされているんです。これによりキレイなラインが出来ていて、日本のバンカーの土手みたいにボールが当たって飛び出すことがないんですね。大抵の場合は弾き戻されてしまう。そこで攻略方法ですが、まずはティショットを左サイドのバンカー右横に置くことです。距離的には、ピンまで残り120から140ヤード位の場所がベスト。特に左手前にピンが切られている時は、難しいホールになりますから注意が必要です。セカンドショットの距離感とスピンコントロールが決め手ですね。

■ Hole 4番 Flowering Crab Apple(小粒の林檎の花)240ヤード パー3

このホールは随分距離が長くなっています。実際ティグラウンドから見てないので、ハッキリしたことは言いにくいのですが、プラス35ヤードですからね。以前は4番か5番、もしくは飛距離の出る選手だと6番アイアンで打っていたと思うのですが、今年は飛ばない選手はウッドを使うでしょう。例えば、日本の片山晋呉選手なら、4番や5番ウッド。おそらくタイガーですら、3番か4番アイアン。当然ながら、左サイドのポジションの狭さも、今まで以上に強く感じるはずです。また、ここはピンを「1」右奥「2」右手前「3」真中奥「4」左手前のいずれかに切る場合が多いんですが、特に「1」、「2」、「4」の時は難しくなります。また、ティグラウンドが奥になり、林の中から打つ状況ですから、「ティグラウンドの風」、「中間の風」、「ボールの勢いが弱くなったグリーン上の風」など、その読み方が重要になります。

■ Hole 5番 Magnoria(木蓮)455ヤード パー4

従来と変更がありませんね。天候にもよりますが、タイガーなどは奥のティグラウンドから、3番ウッドで打つことが多いです。攻め方としては、まずはティショットで、フェアウェイセンターの280から290ヤード付近へボールを運ぶことです。また、飛距離の出る選手が左のバンカーに入れると、セカンドショットが非常に難しくなります。とにかく大きくて深いバンカーですから、ブラインドになってしまうんです。また、ピンに関しては、どこに切られていも難しいですね。なかでも奥に切られた場合には、左奥のバンカーや、その奥へボールを落としてしまうと、かなり寄せにくいショットが残ってしまいます。

■ Hole 6番 Juniper(ピャクシン)180ヤード パー3

オーガスタのパー3ホールに共通して言えるのですが、とにかく風の読み方が難しい。気にしなくていいのは16番だけ。あとは全て、風を考慮しなくてはいけないんです。2秒、3秒という単位で変わるのを読む難しさがありますね。このホールの使用番手としては、タイガーを例にすると、ティショットが左手前からだと8番か9番アイアン。右奥の狭いスペースからなら、6番か7番という感じでしょう。もちろん、選手や風向きによって変わってくるので一概には言えませんが・・・。ここは、ティグラウンドでアゲインストに感じてもグリーン上では全く違うなど、正反対の風が吹くこともあるんですね。しかもグリーン右サイドの傾斜が非常に強いので、右奥の上にピンが切られた時は、正確な距離感が必要になります。

■ Hole 7番 Pampas(大草原)450ヤード パー4

450ヤードに距離が伸びていますね。改修される前は、タイガーは2番アイアンでティショットを打ってましたが、今年は無理でしょうね。このホールは、両サイドから木や枝が張り出していて、廊下のように狭く感じるんです。物凄く空間的なプレッシャーが強い。ですから、フェードやドローでボールをコントロールして狙えない。枝に当たらないように真っ直ぐ、狙った地点までボールを打たなくてはいけないんです。また、飛ばない選手は、セカンドショットがミドルアイアンになります。従来は、ショートアイアンを使ってスピンで寄せる攻め方が一般的だったんですが、今回はそうはいかない。場合によっては、5番アイアンぐらいで打たなければいけないので、ピンが手前サイドに切られている時は、寄せるのが難しいと思います。

■ Hole 8番 Yellow jasmine(イエロージャスミン)570ヤード パー5

改修したという情報は聞いてませんね。ポイントはティショットで、320ヤードのバンカーを超えるのにキャリーが必要なんです。例えば、タイガーなら「超えるか超えないか」ギリギリの線でしょう。ですから、一般的にはバンカーの左サイドに打っていくのがベストだと思います。もちろんタイガーもです。彼ならピンが奥だった場合、その地点から4番ウッドで、ややドロー系のボールを打つとピッタリだと思います。昔はバンカー超えを狙ってセカンドはアイアンで、という考え方もあったんですが、今年はそうならないのでは?タイガーがバックに4番ウッドを入れてくるのかどうかも楽しみですね。飛ばない選手は最初から3オン狙い。逆にその発想なら特別難しくはないですね。

■ Hole 9番 Carolina Cherry(カロライナザクラ)460ヤード パー4

このホールは、昔はティショットをフェアウェイの一番先まで打って、セカンドはサンドウェッジやピッチンで攻められたんです。ところが、去年から長いクラブを使わざるを得なくなりました。例えば片山晋呉選手だと、フェアウェイウッドで打っていたぐらい。タイガーといえども、7番か8番アイアンを使っていたと思います。また、ティグラウンドが下がったことで、左サイドの木のプレッシャーも随分強くなり、右の林にボールを入れる選手も増えましたね。さらに、セカンドショット地点がツマ先下がりで、ボールが右に出やすいのも特徴です。そこで、ターゲットを左に取るんですが、するとグリーン左手前の2連バンカーが効いてくる。長いクラブで「ある程度止める」ショットを打たなければいけないんですが、これは非常に難しいんですね。

Hole 10番~Hole 18番
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