石川遼 「ノーザントラストOP」1R全ショット詳細
2013年 ノーザントラストオープン
期間:02/14〜02/17 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)
石川遼、予選突破に自信 「今日の内容なら問題ない」
米国男子ツアーの自身今季4戦目「ノーザントラストオープン」初日を迎えた石川遼は、午前8時14分に10番からティオフ。夕方から発生した霧の影響もあり日没サスペンデッドとなる中、4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「71」(パー71設定)、イーブンパーの暫定48位タイでホールアウトした。
今季はここまで3試合に出場し、いずれも予選カットラインに遠く及ばず連続予選落ち中。「それを(プレッシャーに)感じていたら話しにならない」という4戦目もしかし、序盤からスコアを落とす苦しい滑り出しとなった。
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11番(パー5)では、残り16ヤードの3打目が「ハーフトップ気味に」入り、ピンを20メートル以上オーバー。3パットでボギーが先行すると、続く12番では「セカンドをちょっとカット目にいこうとしてやり過ぎた」とグリーンを外し、3オン3パットのダブルボギー。早々に3オーバーと、重苦しい空気が包む。だが、石川の内面は極めて前向きだった。「ショットの感覚からいって、ああいうスタートになる雰囲気が無いくらいに良い状態だった。せっかく良い状態で準備できていたので、切り替えていこうという感じでした」。
「自分でもびっくりするぐらい落ち着いていた」という精神状態が、早々に流れを引き寄せる。14番(パー3)でチップインバーディを奪い返すと、16番(パー3)で4.5メートルを沈め、17番(パー5)では2オンに成功しての連続バーディ。折り返し直後の1番(パー5)もバーディとし、最終的にイーブンパーまで戻して初日のラウンドを終えた。
序盤の12番にスコアを崩す一因となったミスショットも、後半は「5番、6番アイアンあたりでフェードで狙ったショットは、しっかり修正できた」と、ラウンドの中で手応えへと変えた。今季初の予選突破に向けても「今日の内容だったら問題ないと思います。自信を持って言えますね」と、言葉に力をこめた。