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PGAショーレポート/デモDay(4)パッティング・グリーン
2012/01/26 14:30
最近のPGAツアーでは、ベリーパターや長尺パターが一大ブームを巻き起こしているが、その流れは、ここPGAショーの会場ではあまり感じることはできない。その代わり、当然ながら沢山の種類のヘッドが会場内の3カ所にあるパッティング・グリーンに用意され、多くの来場者を引きつけていた。
そんな中で個人的に気になったのが、「Axis1」というパター。変わったヘッド形状をしているが、このパターの特徴はフェースを地面と垂直にしてシャフトを指で支えると、普通のパターはフェース後方が重いため、フェースが開くような動きをするが、このパターは完全にその状態で静止する。つまり、実際のストロークをするときも、まっすぐ引いて、まっすぐ出すという動きを何の抵抗もなく行うことができるというものなのだ。また、重心がフェース面上のど真ん中に位置しており、実際に打たせてもらうとソフトな打感のインサートも相まって、とても打ちやすく感じた。
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次に紹介するパターは、パターヘッドにレーザーを装着できるというもの。単純といえば単純だが、アドレスした時に練習カップのピンや、目標として置くヘッドカバーなどに照準を合わせ、意図した狙いと実際の狙いの誤差を無くすというもの。ただし、この状態でプレーするのはルール違反なので、コースで使用するときにはレーザーを外さないといけないのでご注意を。
最後に登場するのはパッティングストローク矯正マシン。両脇の下に棒を挟み、その棒は体の外側にある金属のレールに沿ってしか動かない。一見して、肩が前後に出るような動きはできないことが分かるだろう。しかし、この大きなマシンをどこで使うのかということの方が、日本では厄介な問題になりそうだ。(フロリダ州オーランド/今岡涼太)