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2011年 全米オープン
期間:06/16〜06/19 場所:コングレッショナルC.C(メリーランド州)

【藤田寛之専属キャディ・梅原敦の全米OPレポート〈2〉】

コースセッティングが難しいことで知られる「全米オープン」ですが、ラフの深さは昨年同様、ある程度の長さに抑えてあります。「全米オープン」だから、ラフは恐ろしく深いとお思いの方もたくさんいらっしゃるでしょうけど、日本オープンのセッティングなんかの方がここよりもラフはずっと深いですよ。

この長さはグリーンまで持っていけるかどうかを選手に悩ませる長さ。もちろん場所によっては深い場所もありますが、基本的には相当悩むでしょうね。なぜ悩むかと言いますと、このコースはグリーンへの入り口が両サイドにあるバンカーや池によってめちゃくちゃ狭くなっているんです。

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それがほぼ全ホール。ピンポジションによってはそれらのバンカーに入れるとノーチャンスになる事も多いでしょうから、ラフからのショットを花道から転がしてピンに寄せて行くっていう方法はなかなか使えないんです。

思い切って振りぬき、グリーンにキャリーさせるか、それとも1度フェアウェイにレイアップするか。もちろん狭いハザードの間の花道を転がして狙って行く事もあるでしょう。いずれにしても、やはりラフに入れた時の状況判断が勝負を左右するでしょうね。フェアウェイから打つ時と、ラフから打つ時のグリーンを見る景色が180度違うのが全米オープンのような気がします。

いよいよ明日が初日。藤田さんの調子は良くもなく悪くもなくといったところでしょうか。逆にその位の方が慎重になって丁度いいんです。全米オープンはコースとの戦い。決して油断はせずに、コースと真正面からぶつかってきます!

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