2026年 ジェネシス スコットランドオープン

ケガはもう大丈夫 中島啓太は欧米共催→全英で腕試し「メジャーが2つある感覚」

2026年 ジェネシス スコットランドオープン 事前 中島啓太
中島啓太は状態を上げて欧州でのビッグトーナメント連戦へ

◇米国&欧州男子◇ジェネシス スコットランドオープン 事前情報(8日)◇ザ・ルネサンスクラブ(スコットランド)◇7282yd(パー70)

スコットランドの空港に降り立ったのは開幕3日前の月曜日(6日)の朝だった。米イリノイ州での「ジョンディアクラシック」を終えた前日の夜、中島啓太はツアーがチャーターした飛行機に初めて搭乗。「すごく快適でした。チェックインも簡単で、(英国への)入国審査も飛行機の中でパスポート見せるだけ」。日常の一つひとつの出来事に、世界最高峰の舞台で戦っていることをコースの外でも実感させられる。

DPワールドツアー(欧州ツアー)を経由して挑むPGAツアーでのルーキーイヤーはすでに後半戦に入った。フェデックスカップポイントランキングは現段階で、来季の出場権確保に及ばない143位。序盤戦の思わぬアクシデントが不本意だった。

2026年 ジェネシス スコットランドオープン 事前 中島啓太
久々のDPワールドツアー

2月末の「コグニザントクラシック」の試合中、背中に激痛が走り途中棄権した。「軽い炎症ではあったんですけど、その影響でいろんな場所を悪くしてしまって、ゴルフができない状態が続いてしまった」と約2カ月の離脱を強いられた。「(開幕後)最初の1カ月の遠征が終わって、一度帰国してからまた2カ月くらいの遠征の初戦だった。そこで一気に何もできなくなってしまったのは大きかった」と悔やむ。

平田憲聖とタッグを組んだペア戦「チューリッヒクラシック」で復帰し、5月末の「チャールズ・シュワブチャレンジ」から少しずつ状態が上がってきたところだ。直近3試合はいずれも2日目に巻き返して決勝ラウンドに進出。「予選落ちしたとしても、一打一打が大事で、その後の試合のための良いきっかけになることもある。それを最近、より一層感じていて、練習したことが試合でできると、うれしさや楽しさをすごく感じます」。精神面のたくましさが増した。

2026年 ジェネシス スコットランドオープン 事前 中島啓太
リンクスのバンカーから繰り返し練習

PGAツアーの所属選手になって戻ってきた共催大会。周りには世界ランク上位者の顔がある。口惜しい点があるとすれば、今大会はDPワールドツアーのメンバーとして出場資格を得たことに尽きる。「PGAツアーのメンバーの資格ではないので、本当に出られるだけありがたい」。次週はメジャー最終戦「全英オープン」(イングランド・ロイヤルバークデールGC)。「自分としてはメジャーが2つあるような感覚でやりたいと思っています」。表情には真剣さが漂う。(スコットランド・ノースバーウィック/桂川洋一)

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