2026年 マスターズ

“飛ばないボール”導入「ゴルフの本質を守るため」 オーガスタナショナルのトップが熱弁

2026年 マスターズ 事前 フレッド・リドリー
オーガスタナショナルGCのチェアマンが“飛ばないボール”について語った(提供:Augusta National Golf Club)

◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前(8日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7565yd(パー72)

今季メジャー初戦「マスターズ」の開幕前日に大会を主催するオーガスタナショナルGCのチェアマン、フレッド・リドリー氏が会見を行い、ゴルフボールの新たな適合規則について2030年から一律採用の方向を支持する意向を表明した。ゴルフルールを統括するR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)が提案し、かねてオーガスタナショナルは“飛ばないボール”に対する両団体の動きと足並みをそろえる姿勢を示していた。

ゴルファーの伸び続ける飛距離に対応するための新たな規則は、当初28年からプロツアーやトップアマチュアの大会で先行導入、30年にすべてのゴルファーを対象とする方針だった。リドリー氏は飛ばないボールの導入がレクリエーションとしてのゴルフへの影響は微々たるものにとどまることを強調した上で、その意義を熱弁した。

「近年まで想像力、創造性、そして多様性に富んだスポーツだったゴルフは、かなり一面的なものになってしまいました。しかし、偉大なゴルファーとは、単にボールをどれだけ遠くに飛ばせるかではなく、ゲームのあらゆる側面における並外れたスキルによって定義されます。ゴルフボールの規制は時代を逆行させたり、進歩を阻害したりしようとする試みではありません。ゴルフをこれほど素晴らしいスポーツたらしめている本質を、守り抜くための取り組みなのです」

ことしは17番のヤーデージが440ydから450ydに変更されたが、実際にはティイングエリアの前方が使えなくなったくらいで、前年から距離を延長するものではなかった。「(10番ホール近くの宿泊施設)アイゼンハワーキャビンを取り壊さない限り、できることがあまりないのも事実。そして、私たちはそれをやるつもりはありません。できる範囲で変更は加えていきますが、そろそろこの問題に真剣に取り組むべき時だと思います。これは以前から長く議論されてきたことなのですから」。豊富な資金力を背景に持つオーガスタナショナルでも、伝統を守りながらコースを延長する対処には限界があるとしてボール規制の妥当性を訴えた。

また、練習場の後方にプレーヤーサービス施設を新設したことを発表。出場選手のロッカールームや家族とともに利用できるダイニング、最先端のフィットネスジムなどを備え、最高のパフォーマンスにつながる手厚いホスピタリティをさらに充実させる。(ジョージア州オーガスタ/亀山泰宏)

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