2026年 バルスパー選手権

優勝者が同伴競技者のスロープレーに苦言 公式会見で「イライラした」

2026年 バルスパー選手権 最終日 マシュー・フィッツパトリック
優勝会見の場で苦言を並べたマシュー・フィッツパトリック(Zhe Ji/Getty Images)

◇米国男子◇バルスパー選手権 最終日(22日)◇イニスブルックリゾート コパーヘッドコース(フロリダ州)◇7352yd(パー71)

4位から「68」をマークし通算11アンダーで逆転勝利を収めたマシュー・フィッツパトリック(イングランド)が、同伴競技者のスロープレーに苦言を呈した。優勝会見で「本当にイライラさせられた。きょうは(プレーペースが)遅かった」と発言した。

フィッツパトリックは最終組の2つ前の組で、ベルギー出身のアドリエン・ドゥモン・デ・ハサルトとラウンドをともにした。ペースアップしない同選手について「ストップとスタートを繰り返している感じ。ショットを打つ準備ができていない相手と回ると、フラストレーションが溜まる。とくに良いプレーをしているとき、(優勝)争いの中にいるようなときならなおさら。間違いなくリズムを崩される」と不快感を口にした。

ハサルトが第1打を左の林に打ち込み、トリプルボギーをたたいた11番(パー5)では、フィッツパトリックは自分の方がカップに近かったにも関わらず、進行を早めるために先に打つ場面も。不満をあらわにし、競技委員にタイムの計測を申し立てた。

「特にあのホールの前後は少し難しい種類のショットを求められるので集中しなくてはいけないところ。その後、2、3ホールはリズムが悪かった。優勝争いをしながら、正しい(時間の)ポジションに戻れるようにスピードアップしなくちゃいけなかったんだから」。3年ぶりのツアー3勝目は別の意味でも苦しみながらつかんだ。

ハサルトは昨シーズン、下部コーンフェリーツアーの年間ポイントレースで7位に入り昇格した26歳。この日は6位から4バーディ、1ボギー2トリプルボギーの「74」で3アンダーの26位に終わった。テレビ中継のラウンドリポーターは放送中、同選手のスロープレーを「まるで氷河の動きのようだ」と表現した。(フロリダ州パームハーバー/桂川洋一)

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