2025年 全米プロゴルフ選手権

マキロイは薄氷の決勝進出 松山英樹のメジャー予選通過最長記録を引き継ぐのは?

2025年 全米プロゴルフ選手権 2日目 松山英樹
出場メジャーの連続予選通過記録は19大会でストップ

◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 2日目(16日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7626yd(パー71)

世界ランキングトップ3のグループは2人が薄氷をふむ思いで決勝ラウンドに進んだ。ランク1位のスコッティ・シェフラーは5アンダー5位で首位と3打差の好位置。2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)と3位ザンダー・シャウフェレはカットライン上の通算 1オーバー62位で週末を迎える。

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4月の「マスターズ」でキャリアグランドスラムを達成したマキロイは終盤にヒヤリとした。17番(パー3)で 1m強のパーパットがカップの右フチに蹴られ、18番ではティショットを左サイドのレッドペナルティエリアに入れて連続ボギー。初日98位の出遅れをなんとか「69」で取り返した。大会連覇がかかるシャウフェレは2日間で「72」「71」。重圧のかかる16番からの上がり3ホール、グリーンマイルですべてパーを並べた。

マキロイに続くキャリアグランドスラムがかかったジョーダン・スピースルドビグ・オーベリ(スウェーデン)、シェーン・ローリー(アイルランド)らと同じ通算2オーバーで予選落ち。史上7人目の快挙は早くも来年以降にお預けになった。

前回クエイルホローで行われた2017年大会で優勝したジャスティン・トーマス、惜敗の5位だった松山英樹はそろって3オーバーで決勝ラウンド進出を逃した。松山は2020年の本大会から続けてきた出場メジャーの連続予選通過記録を19大会でストップ。継続中の選手としては最長だったバトンを、今週で13大会連続となったシャウフェレに渡した。

シェフラーが12大会連続で2番目につける。今大会で予選落ちしたパトリック・カントレーパトリック・リードは11大会で途切れた。なお、シャウフェレはメジャー以外の大会を含めると2022年「マスターズ」で予選落ちしたのを最後に、64試合連続で決勝ラウンドに進んだ。(ノースカロライナ州シャーロット/桂川洋一)

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