2025年 トゥルーイスト選手権

松山英樹が西郷真央のメジャー制覇祝福 米ツアーで活躍の日本勢「理想形」

2025年 トゥルーイスト選手権 事前 松山英樹
松山英樹は今週、「トゥルーイスト選手権」でマスターズ以来のツアー出場

◇米国男子◇トゥルーイスト選手権 事前情報(7日)◇ザ・フィラデルフィア・クリケットクラブ (ペンシルベニア州)◇7119yd(パー70)

松山英樹が4月の女子メジャー初戦「シェブロン選手権」で米ツアー初優勝を遂げた西郷真央を祝福した。昨年の「全米女子オープン」から直近のメジャー5大会で3人の日本人チャンピオンが誕生。「本当にスゴイ」と活躍を喜んだ。

自身のメジャー今季初戦「マスターズ」終了後、一時帰国中の日本でシェブロン選手権の最終局面をテレビ観戦したという。正規の72ホール目と5人のプレーオフが行われた18番(パー5)を眺め、西郷について「自信満々に振っている感じに見えた」と称賛。「自分も頑張らないといけない」と刺激された。

昨年は笹生優花が「全米女子オープン」で2勝目を飾り、古江彩佳が「エビアン選手権」でメジャーチャンピオンに輝いた。今季、米女子ツアーには13人がツアーメンバーとして参戦中。竹田麗央は3月の「ブルーベイLPGA」で早くも通算2勝目をマークし、開幕戦から10試合続けて日本勢がトップ10に入る活躍を見せている。

この好循環について、松山は「率直にすごいなと思う。切磋琢磨してうまくなっているのは、年齢、学年がみんな近いというのが大きいですよね」とうなずく。「5歳くらいの差だったら、それぞれがライバルという感じもすごくあると思う」。メンバーの最年長グループである“黄金世代”、1998年度生まれの畑岡奈紗渋野日向子勝みなみから、2003年度生まれの竹田までは5学年差。4月に20歳になった馬場咲希を含めても7学年の違いだ。

「僕からしたらロリーやリッキーといった選手に対してはそういう意識がある」。松山は現在33歳。PGAツアーでは36歳のロリー・マキロイ(北アイルランド)、リッキー・ファウラーらと、ジャスティン・トーマス(32)、ジョーダン・スピース(31)、ザンダー・シャウフェレ(31)ら“クラス11”のスター選手たちに挟まれる世代で奮闘してきた。同じ米国でプレーする立場のひとりとして、「(女子は)それが同じ日本人で毎週誰かがトップ10、トップ5にいるような状況で、みんなで切磋琢磨していくのは理想形ですね」と目を細めた。(ペンシルベニア州フロータウン/桂川洋一)

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