今週開催される米国PGAツアー「AT＆Tペブルビーチナショナルプロアマ」（2月11～14日）は、他のトーナメントとは大きく形式が異なる。予選ラウンドが3日間、決勝ラウンドは最終日の1日のみ。そして大会名からも分かる通り、プロとアマチュアがペアを組み、2人1組のプロアマ形式でプレーすることが最大の特色だ。

プロ、アマチュアともに156名が出場し、156組のペアを形成。このペアは大会を通して変わらず、2組で1つのペアリングを組む。プロは自身のストロークのスコア、アマチュアはプロとのベストボール（良い方のスコアを採用）のスコアを採用し、3日目を終えた時点でプロが上位60位までにいるペア、さらにチームスコアが上位25組までのペアが決勝ラウンドに進む。

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そして今日、石川遼と今田竜二の初日の組合せが決定となった。石川はリッキー・ファウラー、今田はパーカー・マクラクランと同組に。石川とペアを組むアマチュアは映画やテレビドラマで活躍する俳優、ルーカス・ブラック（27）。また、リッキー・ファウラーのペアとなるクリス・オドネルも映画俳優と、石川の組では“セレブ対決”が真剣勝負に花を添えてくれそうだ。

今大会はアマチュアが半数を占めるということで、例年プレーの進行が大きく遅れているという。だが、石川は「逆に、ゆっくりプレーできると思えば良いと思う。打つ前に距離を入念に測れるし、パットのラインも納得がいくまで見られる」と極めてプラス思考。集中力を乱すプロも少なくない中、「自分のプレーに集中できると思う」との持論を述べた。さらに、ブラック氏は登録されているハンディキャップが0というスゴ腕。石川も、ストレス無くプレーできるのではないだろうか。

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