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松山英樹「初日から出せていれば」 ムービングデーで意地の4アンダー

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 3日目(26日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70)

トップと14打差が開いたムービングデーでも、準備にかける姿勢は変わらない。「希望を持ってスタートしている」という言葉通り、パッティング、ショットと練習場で感触を確かめた松山英樹は出だし10番をバーディ発進。1Wで放ったティショットがフェアウェイを捕らえ、2打目をピン左1.5m弱につけてカップに沈めた。

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11番以降も、前日まで乱れがちだった1Wショットがフェアウェイを捕らえ、グリーンに乗せる回数も増えた。ピン手前3mにつけた15番で2つ目のバーディ。ショットの状態に満足はしていないが、「悪いなりに(コース内の)幅に収まっていたので、それがスコアにつながったんじゃないかな」とチャンスを生かして勢いづく。

フェアウェイキープ率は初日から上り調子の7/13(53.8%)。パーオン率は最初の2日間はともに12/18(66%)だったのに対し、この日は14/18(77.7%)と粘り強くバーディチャンスを作った。グリーン上で打つ回数を増やしながら、パット数も3日間で最も少ない28パットとすべての項目で精度を上げる。18番(パー5)は3Wでグリーン左のカラーまで運んでバーディを奪うと、後半5番(パー3)、6番(パー5)で2連続。週末で増えた大勢のギャラリーから喝采を浴びた。

ボギーフリーでプレーを続け、迎えた最終ホール。左カート道付近から打った2打目が大きく左に反れ、ロープの外にいたギャラリーに当たるアクシデントに見舞われた。幸い救急車を呼ばずに済んだが、動揺を呼ぶシーンに「あそこまで血が出ていると思わなかった」とボギー締めを振り返った。

5バーディ、1ボギーの「66」で回り、2オーバー65位から2アンダー59位に浮上。「初日からこのスコアを出せていればと思うけど、できなかったのが現状で悔しい」と表情は厳しいまま。取材後、ボールが当たったギャラリーに再び謝罪しに救護室に立ち寄り、それから練習場へと向かった。練習後には、クローズ時間ギリギリまで待っていた老若男女のギャラリー全員にサインを書いた。

あす最終日は「ZOZOチャンピオンシップ」としても最後の一日。「少しでもいいスコアで回れるように頑張りたい」と誓った。(千葉県印西市/石井操)

2024年 ZOZOチャンピオンシップ 3日目 松山英樹 ハイライト
2024年 ZOZOチャンピオンシップ 3日目 松山英樹 ハイライト
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