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文化功労者選出 82歳の青木功氏「まだゴルフうまくなりてぇ」

日本ゴルフツアー機構(JGTO)前会長の青木功氏が26日、今年度の文化功労者に選出されたことについて、「(賞を)もらえるとは思ってもみなかった。(自分)一人でもらったものでもない」と話した。日米ツアー共催の「ZOZOチャンピオンシップ」の会場(千葉 アコーディア・ゴルフ習志野CC)で取材に応じた。

政府は前日25日に顕彰者を発表。ゴルフ界では2014年の樋口久子・日本女子プロゴルフ協会顧問に続く2人目となった青木氏は「若い時は不真面目だったけれど、真面目にやってきたのをみんなが見てくれたのかなと思う」と周囲に感謝した。

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千葉県で生まれ、ゴルフ場のキャディのアルバイトを経て1964年にプロ入り。日本ツアーで51勝をマークしたほか、83年「ハワイアンオープン」で日本男子選手として初めてPGAツアー(米国男子ツアー)で優勝するなど、世界のゴルフツアーで活躍した。

政府が「我が国のトッププレーヤーとして、国内のみならず世界を舞台に活躍した功績は、日本のプロスポーツ発展に大きく貢献するものであり、その功績は誠に顕著である」と選出理由を表した一方で、「私は(後人に)道を切りひらこうとは考えていなかった。ただ、自分に与えられたゴルフ一辺倒でやってきて、自分が行きたいところに行ったりした」とキャリアを振り返る。

「アメリカに行ったのは、ちょうど日本のマーケットが一番大きかった時。セベ(バレステロス/スペイン)によく、『イサオ、金儲けをするなら日本だ。なぜアメリカやヨーロッパに行くんだ』と言われた。お金(目的)ではなく、(外国人の)ゴルフに対するやり方に興味も好奇心もあったから行った。結果的にそういうものが今、評価されたと思う」

プロ転向から60年が経った今春、16年から4期8年にわたって務めたJGTO会長から退いた。仕事やプライベートでプレーする機会が週に2、3回に増えたという。

82歳にして、「オレはまだゴルフうまくなりてぇ」と思う。「あまりにも惨めなゴルフをしている。もうちょっと気が利いたゴルフがしたい。あまりにもヘタ。スコアなんかどうでもいいんだよ。自分の納得したスイングをして、ボールを打ちたい」と視線は今も高かった。(千葉県印西市/桂川洋一)

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