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眉間にしわを寄せて…優勝へ模索を続ける松山英樹の開幕前日

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前(23日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70)

松山英樹は開幕前日、プロアマ戦で18ホールを回った。午前7時30分のティオフ1時間前にパッティング練習場に登場。黙々と調整を続けて1番から出た。

ティショットからパッティングまで、松山の眉間にしわが寄る。早藤将太キャディにスマートフォンでスイングを撮影してもらっては画面とにらめっこ。ボールがロープの外へ曲がっていくわけでもないが、弾道を目で追いかけては首を傾ける。どこか模索しているようだ。

ラウンド後はドライビングレンジへと向かい、納得のいかないボールには苛立ちも見せながら打ち続けた。気温は25℃。心地よい風が右から左へと吹くが、松山は帽子を脱いで袖で額を拭った。アプローチレンジでの調整も終え、パッティング練習では突然の雨にも動じずボールを打ち続けた。計2時間弱の練習を終えてクラブハウスに引き上げた。

前日の会見では、優勝を狙うことを前提にしつつ「そうじゃない目標もある。自分がやりたいことをどこまでやったらいいかをしっかりと検討しながら結果に繋げていければ」と話した。8月「パリ五輪」で銅メダルを獲ってから初めての日本でのプレー。期待に応えたい一方で、五輪から2週後の「フェデックスセントジュード選手権」以来の優勝を目指す道筋に、成長と進化を求めた。

優勝スコアについて「最低でも2桁アンダーはいくんじゃないですかね」と松山は予想する。当地で行われた過去4大会(カリフォルニア州で開催の2020年大会を除く)の優勝者における最少アンダーパーは、昨年のコリン・モリカワが記録した通算14アンダー。4大会の平均スコアは通算15.75アンダーと、タイトル争いには高いレベルでの安定感が求められる。松山はウッズに次ぐ2位だった19年、優勝した21年はいずれも4日間60台を並べた。初日は午前9時29分に10番からスタート。松山にとって6年連続6回目の「ZOZO」が、間もなく幕を開ける。(千葉県印西市/石井操)

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