パリ五輪結団式が秋篠宮ご夫妻を迎えて開催。ゴルフ代表は写真で紹介された

26日に開幕するパリ五輪に臨む日本選手団の結団式が5日、秋篠宮ご夫妻を迎えて東京・代々木第2体育館で行われた。ゴルフ代表の松山英樹、中島啓太、笹生優花、山下美夢有は出席せず、壇上のプロジェクターに写真を映して紹介された。

選手団の旗手を務めるフェンシング女子の江村美咲選手とブレイキン男子の半井重幸選手（ダンサー名SHIGEKIX）が決意を表明。江村選手は「国を代表する立場であることの自覚と責任を持ち大会に臨みます」、半井選手は「応援を一歩を踏み出す勇気に変え、感謝の気持ちを込めて競技に挑みます」と力強く誓った。

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旗手を務める2人を激励される秋篠宮ご夫妻（時事）

秋篠宮さまは「競技の場に臨んでは、日ごろの成果を存分に発揮されることを期待いたします。皆さま一人ひとりがスポーツを通して世界の各国、各地域から集う人々との交流を深められ、国際親善に務められることを願っております」と選手らを激励された。

パリ五輪に向け意気込む各競技の選手ら

会場が声を合わせてスキマスイッチの『全力少年』を歌った

6000人を超える会場が一体となって選手団にエールを送った

引き続き東京体育館で開かれた壮行会には約6000人が集結。スキマスイッチが「ガラナ」「全力少年」の2曲を披露する応援ライブを行い、会場を盛り上げた。

選手団の尾縣貢（おがた・みつぎ）団長は「4年前、私たちは暗闇の中にいました。コロナ禍でスポーツは“不要不急”と言われ、翌年のオリンピックまでは向かい風が吹き続けましたが、アスリートたちはたくましく立ち向かいました。東京大会を経験したTEAM JAPANはさらに強く、優しさをまとい、パリに向かいます」と意気込んだ。

五輪の男子ゴルフは8月1日（木）～4日（日）、女子ゴルフは8月7日（水）～10日（土）に開催される。（編集部・合田拓斗）