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レキシー・トンプソン「誇りに思う」 2R後半まで予選通過圏内でプレー

◇米国男子◇シュライナーズチルドレンズオープン 2日目(13日)◇TPCサマリン(ネバダ州)◇7243yd(パー71)

2オーバーの94位で第2ラウンドに臨んだレキシー・トンプソンは5バーディ、3ボギーの「69」と2つ伸ばしたが、カットラインに3打届かない通算イーブンパーの85位。女子選手では1945年のベーブ・ディドリクソン・ザハリアス以来2人目の予選通過はならなかった。

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トンプソンは13ホールを終えた時点で4つ伸ばし、通算2アンダーとカットライン上でプレー。ともにパー3の1打目でグリーンを外した後半5番と8番のボギーが悔やまれる結果となったが、この日の2アンダーは過去6人の女性選手が出場したPGAツアーにおいて、ミッシェル・ウィ・ウェストが2004年、06年「ソニーオープン」でマークした「68」(パー70)と並ぶ最少スコアとなった。

決勝ラウンド進出こそ逃したが、「今日はとても良いプレーができた。誇りに思います」と充実感が勝った18ホール。第2ラウンドはフェアウェイキープ率85.7%(12/14)、パーオン率は前日の61.1%(11/18)から77.8%(14/18)と大きく改善。2日間の平均飛距離は乾燥エリアの開催とはいえ301.2yd(全体120位)を記録し、女子ツアー屈指のパワーをPGAの舞台で見せつけた。

2つ目のバーディを奪った前半13番(パー5)では、314ydの1Wショットでフェアウェイをとらえると、ピンまで275ydからグリーン右サイドまで運び3オン1パット。2オンは惜しくも逃したものの、持ち味のロングゲームで歓声を浴びた。

苦戦を強いられたのは、ときに高弾道で止めるボールが求められるシビアなピンポジション。「高いショットでキャリーを出し、グリーンの狭いエリアにボールを止めることは最も大きな挑戦だった」と振り返った。

主戦場とする米女子ツアーでは来季シード争いの渦中にいる。年間ポイントランキングはシード圏内の80位からわずかに漏れる82位。フィールドが絞られるアジアシリーズ4試合は出場できず、次戦は11月上旬の「アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン」となる。翌週の今季最終戦「CMEグループ ツアー選手権」は上位60人が出場できるため、シード争いは事実上のラストゲーム。「ペリカンは私にとって大事な一週間になるでしょう」と1カ月後の戦いを見据えた。

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